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【体感イベント2025.08.16-17】2棟同時見学で知る、断熱・気密の効果

2025年8月7日

断熱・気密性能の違いで、体感温度はどう変わるのか?

 このイベントは以下のような方向けに企画しました

 ・木造住宅の断熱・気密性能が大事というけれど、実際どんな効果があるのか知りたい
 ・断熱するかしないかで、どのくらい体感温度が違うのか興味がある
 ・夏、エアコンの設定などで寝付けないことがあり、睡眠に関する悩みを抱えている
 ・古民家や木造住宅の断熱改修をすべきかどうか迷っている。専門家の話を聞きたい

 

このところ、年を追うごとに年々暑くなっていると感じますね。
そんな最も暑さが厳しい折に、体感型のイベントを企画しました。

 

東風では以下の対象的な木造建築物を所有しています。

一つは、ほぼ断熱・気密性能がない、
 築115年の古民家である事務所。

もう一つは、高気密・高断熱住宅と言える、
 築50年の木造住宅/東風の宿。

これら2つの建物を、もっとも暑い時期に同時に体感して頂き、
断熱・気密工事を行うか否かによって、どんな違いがあるのか?
ということを体感して頂くイベントです。

もちろん、どちらもエアコンをかけた状態で体感していただきます。
汗だくになるような苦しいイベントではないのでご安心ください。

 

結論は言わずもがなで、当然のことながら断熱・気密している
東風の宿の方が圧倒的に過ごしやすいのですが、その違いを
言葉で説明するのはなかなか難しく、実際に体感して頂くのが
一番わかりやすいのです。
(これは暑さだけでなく寒さも同じですが・・・)

 

室内温度が健康や睡眠に及ぼす影響とは

両方同時に体感していただくとわかるのですが、
体感はかなり違います。
温度計で測った室内の温度は似たようなものでも、
いろんな意味での快適さがかなり違うのです。

 

たかが温度、と軽く見るのは大きな誤りです。

 

昼間に覚醒している時の体感温度ももちろん重要ですが
特に夜間/睡眠時の室内の気温は、睡眠の深さに
大きな影響を及ぼすことはお察しがつくと思います。

・夜中に何度も起きてしまう
・一旦目が覚めてしまうとなかなか寝付けない
・きちんと寝たはずなのに疲れがとれない
・エアコンの風が直接体に当たって不快

など、睡眠に関する悩みを抱えていらっしゃる方は
とても多いのではないでしょうか?

 

最近、睡眠に関する専門的な研究がかなり進んできて、
睡眠時にはエアコンをかけっぱなしにして布団を
かけて寝ることが望ましいと言われていることも
ご存知でしょうか?

近いうちにノーベル賞を受賞するのではないかと言われている
睡眠に関する研究では世界的権威である、筑波大学の柳沢正史
教授がそうおっしゃっています。
(Youtube で公開されている様々な動画で同じことを仰っていますよ)

 

体感温度は何によって決まるかご存知ですか?

少し専門的な話になりますが。

一般に、人間が感じる温度というのは、以下4つの
複合的要素によって人は暑さや寒さを感じるとされています。

  1. 気温
  2. 湿度
  3. 気流
  4. 放射温度

盛夏で窓を閉めて空調を効かせている場合、
室内において3の気流は発生しない(※)ので、
実質的には3つの要素によって決まることになります。
※扇風機やエアコンの風が体に当たる場合を除く

 

今回、2つの建物で大きく異なるのは放射温度です。
放射温度とは、簡単に言うと建物の壁・天井などの
物体の温度、とご理解ください。

気温がほぼ同じだったとしても、この放射温度が違う
ことでどれだけ快適性が違うのか?をぜひ体感して
頂きたいと思っています。

 

エアコンの稼働状況、音・風の違い

もう一つ大きく違うのは、エアコンの稼働状態です。

常にフルパワーで大きな音で稼働し続けるエアコンと
常にゆるゆるとほぼ無音で風も感じないような状態で
稼働するエアコン。

これも非常に大きな違いです。

これも口や言葉ではうまく伝わらないので、
ぜひ現地でご体感ください。

開催日は8/16(土)・17(日)の2日間

今回は開催期間がお盆に重なってしまうので、
開催しようかどうしようか迷ったのですが、
他の予定もあって盛夏の時期で実施できるのが
この2日間しかなかったもので、この日になりました。

もしご都合のつく方はいらして下さい。

あまり大人数で入室されると、体温で室温が
上がってしまうので、各時間帯1組ずつの
ご予約とさせていただきます。

 

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