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【青森・秋田・岩手】古民家再生・石場建て専門 伝統構法で古民家が蘇る

2025年9月20日

 

あなたはこんなことでお困りではありませんか?

・地元では伝統構法に詳しい専門家が見つからない
・相続した古民家をどう活かしていいかわからない
・リフォームの費用感が分からず、不安が先に立ってしまう

これらは決して特別な悩みではなく、多くの方が抱えるものです。
そして、その解決には石場建て伝統構法を深く理解した専門家の存在が欠かせません。

あなたの古民家は築80年以上経っていますか?

もしあなたの古民家が築80年以上であれば、それは
石場建て伝統構法(いしばだてでんとうこうほう)】
というタイプの木造建築です。

いわゆる
 ・金物を使わずに作っている建物
 ・法隆寺と同様、石の上に建つだけの木造建築
です。

しかしこの工法の構造特性を正しく理解している専門家は、日本全国で探しても非常にまれです。

以下は戦後から現代まで最もよく建てられている、【 在来工法 】との違いを図解したイラストです

青森・秋田・岩手 地域の特徴と対策

青森・秋田・岩手の北東北エリアは、地形と暮らしが密接に結びついた地域です。
冬は厳しい冷え込みと雪に備える必要があり、断熱・気密と耐雪設計が住まいの基本になります。
(余談ですが、私の父は秋田県雄勝郡西馬音内の出身です)

海沿いでは潮風や塩害に配慮し、金物や外装の素材選定、定期的な洗浄・メンテナンスが長寿命化に効きます。

伝統的な木造は、軒や縁側、可変的な建具で季節の風と光を受け流し、過度に設備に頼らない暮らしを支えてきました。
現代は高断熱窓や気密施工と組み合わせ、夏は日射遮蔽・通風、冬は日射取得・蓄熱という二刀流の設計が有効です。
敷地ごとの微地形や方位、周辺の植栽を読み解き、庇や下屋、ルーバー、土間などの要素を重ねることで、災害時にも頼れる住まいに近づきます。

素材は耐久性とメンテナンスの容易さを重視し、構造は単純明快に。
見えない部分の納まりを丁寧にすることが、時間に耐える家づくりの要です。

豊富な実績・経験と、全国各地でのネットワークがあります

当社は奈良県御所市に拠点を置き、これまで関西を中心に、数多くの古民家を再生してきました。
その取り組みは、毎日新聞・読売新聞・日本経済新聞、雑誌「ちるちんびと」などのメディアに紹介されています。

さらに、活動実績は関西にとどまりません。
東京、岩手、新潟、岡山、徳島、長野、静岡などでも実績があります。
また延べ25年間にわたり、NPO法人 日本民家再生協会 でのボランティア活動を続けており、全国各地に古民家再生の専門家とのネットワークを築いてきました

地域や国を越えて古民家を未来へとつなぐ――それが、私たちの使命です。

奈良県御所市(ごせし)にある当社事務所。築115年の古民家を再生し、事務所として活用しています。

当社がお客様から選ばれる理由とは

1. 石場建て伝統構法の専門家 × 豊富な経験 があること

数百年先まで残すことを前提に建物をつくるために、当社は伝統的な建築手法に関する豊富な知識と経験があります。
築100年の古民家を、これから先200年使うための再生には、専門家としての経験が必須です。


2. 梁や柱を活かす、間接照明を組み合わせた上品なデザイン力

建物の美しさは、子供・大人関係なくそれを見た人に一瞬で伝わる、説得力のあるメッセージです。
「この建物好き!」とか
「この建物は絶対に壊したらダメ」
と感じさせるためには、美しい建物であることが必要です。

古民家の「太い梁や柱」は単なる構造材ではなく、空間を形づくる美の要素です。
特に当社は、古民家の構造材に間接照明をあてて柔らかく照らし出すデザインを得意としています。

3. 現代の快適性を実現する高い技術力と経験
伝統技術だけでなく、古民家の高気密・高断熱改修にも当社では豊富な実績があります。
小型エアコン1台で全館冷暖房を可能にし、「冬は寒く、夏は暑い」という古民家の常識を覆します。

 

オンライン個別相談を随時開催しています(初回無料 60分)

「相談したいけれど、遠方だから…」という方もご安心ください。
ZOOMやLINEを使った無料オンライン相談会を随時実施しています。
ご自宅から気軽にご参加いただけ、初歩的なご質問からでも大歓迎です。

 

当社で設計を担当させていただく際の、あなたのメリットとは?

私達が遠方の現場で設計・監理業務を請け負わせて頂く場合は、設計と現場監理を当社で担当し、施工(実際の工事)は現地の工務店さんにお願いする形を取っています。
工事まで当社で請け負わせて頂くと、職人の出張経費や運搬経費が20~30%程度余計にかかってしまうのと、住み始めた後のメンテナンス等、お客様にとっては施工者が近くにいた方がメリットが大きいからです。

先述した通り、私は過去25年にわたりNPO法人 日本民家再生協会で古民家再生の専門家との活動をしてきましたから、全国各地に有能な工務店さんとのネットワークがあります。
これにより、あなたの地元で古民家再生に対して豊富な経験を持つ工務店さんを探すことでもお役に立てます。

そして設計者と施工者を別にすると、建築主のあなたにとっては以下のようなメリットがあります。

  1. 【工務店選定時】
    技術力に問題がない工務店かどうかを、プロの目できちんと確認してもらえる

  2. 【工務店の見積提出時】
    専門家の目で見積書の価格・数量が適正かどうかを確認してもらえる

  3. 【工事中】
    工事の品質に問題がないかを、きちんと確認してもらえる

ご依頼から完成までの流れ

以下のような進め方で、実際の業務を行っていきます

1. お問い合わせ
最初はあなたのお問合せを頂くことから始まります

2. オンライン個別無料相談(60分)
メールで何度かやり取りさせて頂いた後、ZOOMなどオンラインツールを使って個別無料相談の機会を持ちます

3. 現地調査・建築主さまのご要望をじっくりヒアリング
実際に現地へ伺い、既存建物を調査。
その際に建築主ご家族のお話をじっくり聞かせてもらい、ライフスタイルや価値観を理解することに注力します

4. 概算の予算に基づいて、設計契約の締結
設計着手段階では、工事範囲やご予算などは未確定であることが多いので、概算予算をもとに設計契約を結び、設計作業に取り掛かります。
設計が進むにつれて、工事範囲やご予算も確定していきます

5. 基本設計の後、詳細設計へ
設計は大きく分けると2段階で構成されます。
間取りや工事面積、全体予算などを決める基本設計段階。
次に詳細な形状や素材選び・設備の仕様などを詳細設計段階。
それぞれの段階で打合せを重ね、あなたに合った住まいを設計していきます

6. 設計図書の完成 → 工務店へ見積依頼
設計図一式(設計図書)が出来上がったら、それをもとに工務店さんに見積をして頂きます。
工務店さんへの説明や、質疑への回答なども設計者が行います。

7. 見積の確認・施工者決定 → 着工
工務店さんから見積が出てきたら、その査定や内容・数量の妥当性などを確認し、建築主であるあなたに解説します。
最終的に工務店さんとの契約ができたら、いよいよ着工です。

8. 工事中の定期打合せ・現地確認
工事中にも定期的に打合せを行う必要があります。
そんな時にも様々な形であなたをサポートします

9. 工事完了 → ご入居
工事が完了したら、引渡し手続きを行い、入居=工事完了です。

 

代表者プロフィール

 

代表取締役 佐藤仁 一級建築士
1970年、静岡県生まれ。中学・高校は札幌で過ごし、雪国の暮らしを経験。
関西大学建築学科へ進学し、その後京都市で数寄屋建築を専門に手掛ける(株)鈴木工務店に入社。

武者小路千家 東京道場 新築工事や、アメリカ・ピッツバーグ大学での日本教室内装工事などに携わり、6年間京都で数寄屋建築の豊富な経験を積みました。
2000年に独立し、兵庫・奈良へと拠点を移しながら、伝統木造建築の専門家として32年間歩み続けています。

 

当社の理念・志/世界に、300年先も美しい風景を

日本には、築1200年以上の木造建築が28棟現存しています。
地震大国でかつ、モンスーン気候(高温多湿)という環境。
これは木造建築にとってはこの上なく過酷な環境です。
にも関わらず、千年以上の寿命をもつ建物が、世界で最も多く現存している国が日本です。
これはもう圧倒的、ぶっちぎりで世界一なんです!

一方で、私たちが生きている現代の住宅は、せいぜい50〜60年で寿命を迎えます。
このままでは、200年・300年先に誇れるまちなみが日本から消え去ってしまうでしょう。

私はその危機感から、石場建て伝統構法専門の建築家として活動しています。
300年後の日本の子どもたちが、自国の美しいまちなみを世界に誇れるように、という夢を抱いて日々の仕事に向き合っています。

古民家を再生することは、単に住まいを直すことではありません。
地域の風景を守り、日本の文化を未来につなぎ、未来の子供たちの心に誇りをもたらすことなのです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 古い木造建築は地震に弱いのでは?
A. 伝統構法の「石場建て」は地震の揺れを逃がす構造です。
耐震診断を行い、必要な補強を施せば、安心して暮らせる住まいにできます。

Q2. 室内の段差が多くて暮らしにくいのですが?
A. 段差は改修工事で解消できます。古民家の良さを残しつつ、バリアフリー化も可能です。

Q3. 冬は寒くて、夏は暑いイメージがあります。改善できますか?
A. 高気密・高断熱改修により、小型エアコン1台で快適な全館冷暖房が可能になります。

Q4. 室内が暗く、風通しも悪いのですが?
A. 多くは過去の増築が原因です。減築や開口部の工夫で明るさや風通しを取り戻せます。

Q5. 改修費用はどのくらいかかりますか?
A. 状況により異なりますが、現地調査で概算をご提示します。
オンライン相談会で過去の費用事例もご紹介可能です。

対応地域 一覧

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秋田県全域
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