金・土の2日間は、いつも大変お世話になっている兵庫県三田市の西本製材所さんへ行っていました。
昨年末から今年にかけて伐採した原木を6月に製材し、桟積みして西本製材所さんの敷地内に置かせてもらって天然乾燥させているのですが、今までは木のアクを抜く目的もあって屋根を架けず、雨ざらしにしていました。
現場も竣工して少し時間もできてきたし、そろそろ屋根をかけようということでようやく作業に取り掛った次第です。
屋根、と言っても切妻のような三角屋根ではありません。
金属製の波板を材料の上に載せ、風で飛ばされないよう固定するのですが、波板を打ち付けるための木下地を組み立てたり、それを材料の上に載せたりと結構いろんな作業があります。
土曜日一杯で、全ての材料に屋根を全部架けるつもりだったのですが、ちょっとだけ残ってしまいました。
もう1日、現場へ行って作業をすることになります。
上の写真は土曜日の作業完了時の様子。
板類はもうすでにいつでも使える状態です。
構造材も、木によっては使えるものもありますが、まだまだ乾燥が必要なものが多いです。
天然乾燥(特に杉)はどうしても時間がかかりますが、仕上がったときはとてもいい感じに仕上がるし、お客様も木も喜んでくれるように思うので、人工乾燥材は極力使いたくありません。
特に東風から林業家に直接依頼して仕入れる原木は、絶対に人工乾燥させないと決めています。