今年の春から墨付に着手した京都市左京区のU様邸が完成します。
クライアントであるU様のご厚意により、このたび完成見学会を開催させて頂けることになりました。
ご案内が直前になってしまいましたが、木造建築がお好きなみなさまに、丁寧な手仕事の魅力を体感して頂きたくご案内致します。
建築関連業社の方々も、大歓迎です。
もしよろしければどうぞいらして下さい。
もしよろしければどうぞいらして下さい。
大黒柱は8寸角/樹齢130年の桧で、構造材は樹齢100年超の大径木を2008年晩秋の新月期に伐採した天然乾燥材です。
(伐採した時の様子はこちらの記事でご覧になっていただけます)
(伐採した時の様子はこちらの記事でご覧になっていただけます)
長年京都で数奇屋の仕事に携わってきた大工が構造材を刻み、構造材の緊結には金物を一切用いずに、長ホゾと栓を使って組み上げています。
緩やかな弧を描く日本瓦葺きのムクリ屋根や、無垢の杉板張り+白漆喰仕上げの外壁に、付近を散歩される皆様も現場の様子をしげしげと眺めていかれます。
今回の現場では、玄関の柱に京都らしい面皮柱を用いました。
このお宅のこれまでの工事中の様子はこちら。