京都市左京区内で工事中のU様邸・玄関の式台に使うための材料に、いつもの原田さんに化粧なぐり加工を施してもらいました。
クライアントのU様にも立ち会ってお見せしたかったので、原田さんには1時間ほどかけて上京区にある中儀
(なかぎ) 銘木店さんへ来て頂きました。
手を下す前に、材料をじっと見つめる原田さん。
この板は和歌山県産の杉の板です。
一番玉(木の一番根っこ)の原木から採りました。
北斜面に生えていた木なので目(=年輪)が詰んでいて、杢が中心部にぎゅっと集約されたきれいな板です。
写真奥でチョウナを振り降ろしているのが原田さん。
手前で板を抑え付けているのは、中儀銘木店の小西さんです。
なぐり加工が完了した時の状態です。
今回は板の見付部分
(画像で言うと右端部)は、なぐってしまわずに皮付きの状態で磨き仕上としました。
7/21(土)-22(日)の2日間、尼崎市にて完成見学会を開催します。
下の画像は、リビング上部吹抜けにかかる丸太梁と手摺の工事中の様子です。
見学会の詳細についてはこちらをご覧下さい。
たくさんのみなさまのご来場、お待ちしております。