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ちなみに、今アップされている動画は以下のとおりです。
○ 人工林と天然林の違い
○ 土壁のつくり方
○ 化粧なぐり作業
○ 実大建物 振動実験
○ (原木の)製材
○ (原木の)玉切り
○ 新月伐採
→ 木造建築 東風(こち)の Youtube チャンネル
ちなみに、今アップされている動画は以下のとおりです。
○ 人工林と天然林の違い
○ 土壁のつくり方
○ 化粧なぐり作業
○ 実大建物 振動実験
○ (原木の)製材
○ (原木の)玉切り
○ 新月伐採
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人工林と天然林に優劣があるわけではなく、目的や役割が
違うのですが、天然林に足を踏み入れると、人工林には
ない自然のエネルギーというか、満ち満ちている生命力と
いうか、そういう目に見えないものをひしひしと感じます。
当日は、現地の林業家が案内と解説をしてくださいます。
唐突ですが、思いついたが吉日、ということで公約しておきます。
少し前から考えていたんですが、来年の年末から東風のお歳暮は桧のまな板にします。
あらかじめまな板用の木(ヒノキの幅広/柾目板)を製材しておかないといけないので、
残念ながら今年はできませんが、今シーズン伐採する桧から作り始めることにしました。
毎年、新しい桧のまな板で新年を迎えてもらえたら気分がいいだろうなぁ、と思いまして。
再来年のお正月、新しい桧のまな板で新年を迎えたい方は、どうぞこちら(↓)へ(笑)。
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2212年に言ってもらえる家
今回のストーブに関する工事は、京都の京阪エンジニアリングさんが手がけてくれました。
まず煙突を外し、煙突の塗装がはげていた部分を塗り直し、新しく煙突を設置する位置で屋根に穴を開け、板金屋さんと手分けしながら煙突設置や防水作業を進めてくれました。
要所要所で僕も写真を撮ったり、作業をサポートしたりしながら監督していたのですが、同時に僕が外壁の杉板を張り直したり屋根の板張りをしていたので、板金屋さんからは「大工さん」と呼ばれるし(←面倒だからと否定しなかった僕も悪いのですが・・・)、なんだか不思議な立ち位置でした(苦笑)。
さて、そんなこんなで職人さんたちが作業を進めて下さっている間、ちょっと暇をみつけると、写真を撮りながらいろんなところを観ていきました。
上の写真はリビング上部の吹抜けの入隅に設置した照明器具です。
実は吹抜けの四隅にそれぞれ異なったデザインの小さな照明器具を配置しています。
全て作家の方が考えてつくって下さったものです。
今までまじまじと観た記憶がなかったような(恥)、玄関の夜景。
自分でお客様にご提案しておきながらこんなことを言うのもナンですが、なかなかいいなぁと思ってしまいました。
「ヒバでどうか?」
と大工さんから言われた時は、
「う~ん・・・、どんな感じになるんだろう・・・。
想像できないけど、そう言って下さっているんだから
一度ためしにやってみようか」
というような感じでしたが、これが大正解。
この物件をやってから、東風では丸太梁に桧を使うようになりました。
(↑さすがにヒバは関西では入手が大変)
これまで東風の現場をご覧になった方はご存知かもしれませんが、
赤松に比べると桧やヒバの丸太は表面の肌理が細やかで、上品な感じがします。
そしてなによりも、桧は乾燥が早い!
松よりもずう~っと早く乾きますから使いやすいし、入手しやすいのも助かります。
尼崎の家並みの中でぽつんと1軒、京町家みたいな家ができちゃったからか(→外観はこちら)、ご近所さんや散歩をされる方々の注目の視線がすごくて、窓の障子を開けられないので塀か植栽をしたい、と奥様が仰ってこられました。
最終的にどうするのか、についてはまだこれから打合せをして検討していくところなので、また改めてご紹介しますが、今日はH様宅の座卓を写真に撮ってきましたのでご紹介します。
ちょうどお子様が勉強をされていたので、一緒に撮らせてもらいました。
この板は国産の松の赤身だけで採った一枚板ですが、ご覧のように中央付近に
割れがあったり、節があったりするので、銘木屋さんが格安で分けてくださいました。
分けてくださったのは、いつもナグリや面皮柱などでお世話になっている、
京都の中儀銘木店さんです。
中儀さんの倉庫に数十年寝ていたものだそうで、充分枯れて(=乾いて)
いたんですが、それでもさすが松なので、この1枚だけでもかなり重いです。
天板の大きさは 板巾800mm × 長さ1600mm 厚み30mm
脚はこのH様宅の解体前のお宅で使われていた、モアビの大きな敷居を
製材し直して小割にしたものを使いました(↓)。
モアビも赤みが強い色合いなので、松の赤身とよく合いました。
一番玉の木で、根杢が強くて鉋で仕上げるのが大変だった、と大工のヒロシ君が
言っていましたが、とてもいい座卓になってよかったです。
この木も僕が初めて会った時はすでに板材になってしまっていましたが、原木の
時は直径が軽く1mは超えていたでしょう。
原木の姿も観たかったなぁ・・・と思いましたが、いい形で新しい道を歩み始める
ことができて、木も喜んでくれていると思います。
自社施工現場が動いている時は、どうしても気持ちに余裕がなくなって
散歩に行けなくなってしまうのですが、今は自社施工中の物件が無いので
落ち着いて散歩に行けます。
( ↑ いいのか、悪いのか・・・苦笑)
事務所のすぐ近くにある公園を一周してくるのが僕のお決まりの散歩コース
ですが、この公園は池をとりまくように桜の木がたくさん植えられています。
春はもちろん満開でたくさんの花見客が来られますが、実はサクラは落葉の
時期にも紅い葉をつけて美しい姿を見せてくれます。
今日は紅葉しているサクラを撮りたいと思ってカメラを片手に歩き始めたところ、
落葉ももちろん美しかったのですが、ある1本の桜の姿に感銘したのでご紹介します。
これです(↓)
この桜、一目見てお分かりのように全然きれいな形ではないです。
というよりむしろ、はっきり言って不細工です。
(ごめんね、さくらくん)
でも、3本に枝分かれした幹の全てを伐られてしまっても、まだその脇から新たな
枝を出して天へ伸びていこうとする、その生命力に打たれました。
よし、頑張ろう!と元気をもらった気がします。
ありがとう。
頑張ってね。
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2212年に言ってもらえる家
今朝早く (といっても、僕は毎日早起きなのですが)、何気なく過去に撮りためた
写真を眺めているうちに、
「おっ♪」
と発見してしまいました!
(↑というより、撮ったことを忘れていました・・・反省)
奈良県で大分以前からご相談に乗ったり調査に伺ったりしている、
築200年以上経過したN様のお宅にて。
( ↑ もちろん、今も現役で住まわれていますよ)
よ~く観ると、軒灯篭を支えてくれていたのは(↓)
なんと2匹のテナガザルでした。
いやぁ~かわいらしくていいですねぇ。
Nさん、これからも大切に使っていって下さい。
画像が荒れていてすみません。
金・土の2日間は、いつも大変お世話になっている兵庫県三田市の西本製材所さんへ行っていました。
昨年末から今年にかけて伐採した原木を6月に製材し、桟積みして西本製材所さんの敷地内に置かせてもらって天然乾燥させているのですが、今までは木のアクを抜く目的もあって屋根を架けず、雨ざらしにしていました。
現場も竣工して少し時間もできてきたし、そろそろ屋根をかけようということでようやく作業に取り掛った次第です。
屋根、と言っても切妻のような三角屋根ではありません。
金属製の波板を材料の上に載せ、風で飛ばされないよう固定するのですが、波板を打ち付けるための木下地を組み立てたり、それを材料の上に載せたりと結構いろんな作業があります。
土曜日一杯で、全ての材料に屋根を全部架けるつもりだったのですが、ちょっとだけ残ってしまいました。
もう1日、現場へ行って作業をすることになります。
上の写真は土曜日の作業完了時の様子。
板類はもうすでにいつでも使える状態です。
構造材も、木によっては使えるものもありますが、まだまだ乾燥が必要なものが多いです。
天然乾燥(特に杉)はどうしても時間がかかりますが、仕上がったときはとてもいい感じに仕上がるし、お客様も木も喜んでくれるように思うので、人工乾燥材は極力使いたくありません。
特に東風から林業家に直接依頼して仕入れる原木は、絶対に人工乾燥させないと決めています。