テレビについて思うこと

先に断っておきますが、僕は基本的にテレビが好きではありません。
1人で住んでいたら、ひょっとするとテレビは家に置かない・・・かもしれません。

僕が小学校5年生の時、担任の先生が
「今日家に帰ってから明日学校に来る間は、みんな絶対にテレビを観ちゃダメだからね。
 たまにはそういう日をつくってみましょう。
 きっと頭の中がすっきりしてきれいになるから」
ということをクラスのみんなに実行させました。

この時から、あまりテレビが好きではなくなったような気がします。
( ↑ 当時の担任・U先生に感謝)

と、そんな個人的なことはどうでもいいのですが、家の設計をしているとテレビの置き場を考えるのに苦労することが多いです。

先日もクライアントのH様宅に伺ってテレビの置き場について考えていてふと思いついたのでH様にはお話ししたのですが、おそらく近い将来、テレビの置き場所について悩まなくても良いようになってくるでしょう。
 
すでに商品化されていますが、壁掛け型テレビやプロジェクターを使えば、テレビの置き場所は不要です。
プロジェクターも以前のものは光源が発する熱がすさまじくて、それを冷却するファンの音もやかましかったのですが、最近のLED光源のプロジェクターにすると、どうやら放熱もさほど問題にならないようです。

しかし現時点では、まだ録画・再生機能がテレビと別体になっているものを使うケースが一般的なので、テレビを置く場所で頭を悩ませることからは、いま少しの間離れられそうにありません。

でも、これから家を建てる方は
「当面の間はテレビをここに置く。
 でも将来はこの壁に掛けるようにする」
という風に、2通りの配置に対応したTVコンセントを備えておくことも考えた方が良いかもしれませんね。

というか、 個人的には
「姿が無いテレビ」
をぜひ開発して欲しい!と思います。

普段は透明の薄いパネルのみがあって、電源を切っている間はその向こうにあるお気に入りの絵が透けて見えるのですが、どうしてもテレビを見る必要に駆られた時だけ、画像が映る。
そんなテレビ、いいなぁ~。 

自分の机の前にかけてある、この絵を見上げて思いつきました。

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