このたびの震災情報を見聞きするたびに、あまりの惨状に言葉になりません。
まずは被災地の皆様のご無事と、犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
阪神・淡路の震災の時もそうでしたが、本当に必要な方への情報網を妨げないためにも、電話は極力控え連絡は可能な限りメールにしています。
震災直後から、電話は通じなくとも携帯メールもe-mailも通じています。
Googleさんが提供している、こういうページもありがたいですね。
本当は現地に入って微力ながらも何らかのお力添えをしたいところですが、むやみに現地へ向かうことは、救援物資の遅延や交通の混乱を招く一因となるため、今自分の居る場所でできる支援は何なのか?ということを一生懸命考えています。
僕が副代表を務めている、日本民家再生協会でも、被災地支援のために何かできることはないか?ということを、事務局長と相談しながら検討しているところです。
募金を募って義援金を送ることや、被災地での建物診断による危険/安心判定の実施は今後行われることになると思いますが、それ以外にも何かお役に立てないかということを模索しています。
阪神大震災を経験していない息子には、今テレビで放映されている惨状をきちんと見て、地震や津波が起こった際にはどういうことになるのか覚えておけ、と伝えました。
建築の世界では、今回のような地震は、数百年に一度の頻度で起こる極めて稀な地震と位置づけられていますが、このような震災がここ十数年で日本国内だけでも何度も起こっているということは、今後我々がより安全な未来を築くための試練という側面もあるのではないかと受け止めています。
寒い中、水も電気も使えずに、必死に復興に臨む被災地の皆様、どうかご無事でおられる事をお祈りしております。
みんなで力をあわせて、一日も早く被災地の皆様に平穏な生活が戻るように復興しましょう!