2/2(水)に日帰りで静岡へ行ってきました。
昨年の夏に製材をお願いしていた原木を預けたままだったのですが、それをストックヤードに運んで頂くことになったので、材料の整理をするのと状態を確認するために静岡へ行ったのです。
今回運ばれてきた木は、2008年の晩秋・新月期に伐採した、樹齢120-130年の杉の木です。
もちろん、きちんと葉枯らしをした後に玉切りをした木です。
写真ではよくわからないかもしれませんが、ここに写っている木はどれも全て長さ7m~9mの特殊材で、通常は一般市場で流通しない長さの物ばかりです。
もちろん全て天然乾燥材で、すでに含水率はほとんどが25%以下という状態ですが、普通こういう材料を持っているところはほとんど無いでしょう。
林産地に問い合わせても、
「今から伐採して人工乾燥にかければ用意できるけど、天乾(自然乾燥のこと)でそんなに大きな材料は用意できないよ」
と言われるのがオチです。
2006年の秋に初めて自分で10本の原木の購入を始めてから、5年目でようやくここまで準備ができました。
さて、これをどう使っていくか・・・。
どれもとても素性の良い木だけに、喜んで頂ける方に使って頂きたいですね。
あなたはどちらが好きですか?
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2211年に言ってもらえる家