昨年11月の新月期に伐採した、樹齢90年生の桧(原木)を製材する(※)見学会を開催します。
※製材とは・・・丸太を製材機械を用いて挽材(ひきざい)し、角材、板材、割材などを生産すること
この原木は和歌山県田辺市山中に生えていた桧を、2010年11月の新月期に伐採したものです。
伐採後、2ヶ月間、山で葉枯らし乾燥していたのですが、今月山から出材し、仕上厚30mmの床板用に製材します。
一般の方が原木の製材に立ち会える機会は非常に少ないと思いますが、原木の製材工程はとてもスリリングです。
ゴツゴツして無骨な表情の丸太から、一瞬にして繊細な美しい杢目を持つ板材を生み出していく製材のダイナミズムを、1人でも多くの方に見て知って頂きたいと思い、見学会を企画しました。
今回挽いた板は、4月に上棟予定の神戸市 I 様邸の床材として使います。
1/23には、合計11本の原木丸太を製材する予定です。
皆様には、I 様邸リビングに使う予定の、長さ6m×巾24~30cmの長尺幅広一枚板を原木から採る作業工程を見て頂く予定です
東風ではいつも内装床材には桧ではなく杉を使うのですが、杉の自然乾燥には長い時間を要します。
かと言って、安易に人工乾燥はしたくなかったので、工期に間に合わせ乾燥時間が短くて済むように桧を使うことをご提案しました。
【 日 程 】 01/23(日)
【 現場住所 】 兵庫県三田市内 (お申込頂いた方へ住所をお知らせします)
【 時 間 】 10:30~13:00
【 定 員 】 20名