奈良市で来月上棟予定のO様邸で、月・火の2日間にわたり、擁壁の石積み工事を行いました。
下の写真は石を積み上げた後、石と石の間の目地にモルタルを詰めてくださっているところです。
既存の擁壁の一部を解体したので、今回積んだ石は全てもともと現場内にあった石を再利用しています。
そのため、風合いが良くなじみ、違和感がありません。
新しい石を購入して積むと、どうしても石の表面の風化した具合が出ないので、既存部分と新しい部分とがなじまないのです。
木は古材と新材を取り混ぜて使う場合に塗装したりすることもありますが、石は塗装するわけにいきませんしね。
きれいに仕上って清々しい気分です。