先週末の土日 9/25-26 2日間にわたり、兵庫県赤穂郡でボランティアによるかやぶき民家再生プロジェクト(通算第22回目)が開催されて参加してきました。
主催はNPO法人・日本民家再生協会です。
今回の作業は、2008年の秋から着手していたトイレ棟の棟上げです。
あいにく僕は仕事の都合で1日目だけの参加となりましたが、1日目の夕方に無事上棟しましたので、写真でご報告します。
1日目の朝はこの状態でした(↑)。
基礎だけが出来上がっていて、何も建っていません。
まず基礎の上に土台を敷いていきます。
材料は全てこの敷地内で解体した建物から出てきた古材を使っています。
次に柱を立てます。
素人ばかりの寄せ集めチーム(笑)での作業なので、貫を通すのもなかなか大変です。
夕方には無事棟が上がり、建ち起こし(垂直)やレベル(水平)の確認・調整も完了して作業は終了しました。
事故や怪我が無かったのが何よりです。
小屋組みのみを撮った写真です。
真ん中には1本だけ丸太の曲がった梁を入れています。
この建物は約3m×3m(広さ:4.5帖)あり、全て素人だけで刻みました。
なんとも贅沢なトイレです(笑)。
さすがに墨付けだけは素人にはできないので、協会のメンバーの杉本さんという大工さんにやって頂きました。
建て方の途中で若干の手直しはあったものの、予定通り1日で上棟できて一安心。
2日目には屋根をかけルーフィングを葺いて、雨が降っても大丈夫なところまで仕舞をして下さったようです。
参加して下さった皆様、おつかれさまでした。
楽しかったですね。