明石市K様邸では、外部の防水シート張り作業が完了し、開口部にアルミサッシも取り付いたので、いよいよ床板を張る作業が始まりました。
下の写真は2階のダイニングおよびキッチン部分の床板張りが完了したところです。
床には段差がついています。
K様邸は対面式のキッチンとなっており、
写真中左手の高い方がダイニングスペース、右手がキッチンスペースとなります。
これはご相談を頂いた当初からの
「ダイニングチェアに腰掛けている人、
キッチンに立っている人、
リビングで床に座っている人、
それぞれの目線の位置が同じ高さになるようにしてほしい」
というご主人のたっての希望に基づくものです。
この写真では床板の高さが2段階になっていますが、今張り始めているリビングの床が出来上がると、さらに高いレベルの床ができて、3段階の床の高さができるということになります。
天井はいつもどおり吹き抜けていて、丸太の梁も架けられた小屋組みが露出している一室空間の中で、床のレベルが3種類ある空間はとても変化に富んでいて魅力的なものになりそうです。
段差フロアについては、反対分子の抵抗も厳しく(笑)一時は、諦めかけたこともありましたが、こうして、床が張られていくのを見ると、最後までこだわって良かったと思っています。(涙)
また、スタッフの皆様も大変難しい構造にも関わらず、ご苦労の上実現していただいた事に大感謝です。
これで、隠れ家スペースの一つが見えてきましたね!
Kさん、コメントありがとうございます。
次の課題はここに据えるダイニングカウンターの選定ですね。
いい木にめぐり逢えることをお祈りしております。