明石市で施工中のK様邸、徐々に工事が進んできております。
ようやく屋根も葺き終わったので、職人さんも影に入れる環境が整いました。
雨も防ぐことができるので、ちょっと一安心です。
今日は午後から中間検査を受ける予定です。
今回の建物は伝統構法ではなく、在来工法ですので、中間検査の焦点は
○ 耐力壁がきちんと配置されているかどうか?
○ 引抜力に耐えうる金物などが適切に配置されているか?
というところになります。
壁の中には筋交いを入れて、必要な場合には金物で補強します。
でも、柱と横架材(梁など)の仕口には、できる限り四角形の込栓を打ち込んで木材同士で縫うようにしています。
最近は、柱と横架材の仕口も金物だけで納めてしまうやり方があるのですが、耐久性の面で僕自身どうしても納得がいかないので、金物は使わずにホゾと込栓で対応しています。
小屋組みもほぼ完成形がイメージできるような状態になってきました。
断熱材はいつもどおり、この上に入れていますので、竣工した後も天井はこのままです。
構造見学会もいよいよ今週末(9/5 日曜日)に迫ってきました。
お申込いただいている方へは、明日あたりに現場の住所などをご連絡する予定です。
しばらくお待ち下さい。
見学会のお申込はこちら(↓)からどうぞ。
まだまだ暑い中、お疲れ様です。
せっかくの美しい木組みの構造も”野暮な金物”が見えることで台無しになりかねないですもんね。
心配はしていませんでしたが(笑)目の当たりにして納得です。
これも、東風さんにお願いして良かったことの一つです。
Kさん、いつもコメントありがとうございます。
込栓が入っていると、プレカットとは言え、見た目にも受ける印象が全然違うんですよね。
確かに少しお金はかかるんですが、構造面でも有効に働いてくれるので、うちではいつも込栓を採用しています。