京都市内の保育園さんで、先週からリフォーム工事が始まっています。
上の写真は、既存床組みの解体工事中の様子です。
今回は元々あった床の段差を無くすため、既存の床組みを一旦解体した上で、新たに床暖房と杉の床板を張りなおすという工事を行っています。
主に1~2歳の小さな子供たちが過ごす保育室なので、園長先生のご希望もあって柔らかい杉のフローリングを使っています。
無垢材に床暖房を組み合わせると、反ってしまって使い物にならないとよく言われますが、それも程度によるもので一概にダメだとは言い切れません。
当方では、予測される状況(床板の反り・多少のスキマができること)などについてあらかじめクライアントの皆様にお話した上で、ご理解を頂いた場合には床暖房対応ではない商品であっても、組み合わせて使うことがよくあります。
一番大切なのは、素材に対する理解度と、ユーザー/サプライヤー間のお互いのコミュニケーションです。