この週末は、日本民家再生協会主催の日本建築研鑽会という講座に参加するため、東京と日光へ行っていました。
あまりにいろいろとネタを仕入れてきましたので、何日かにわたってご報告します。
下の写真は日光東照宮へ至る道すがらに立っていたしだれ桜です。
満開の桜、透き通るような晴天がとても美しかった。
間近に見える山の頂にはまだまだ残雪があり、とても清々しい気分で東照宮に向かいました。
このしだれ桜、風格から結構な齢を重ねている樹だと思われるのですが、ふとその幹を見るとすさまじい生命力を感じずにはいられませんでした。
この樹は、こんなふうに完全に樹芯がなくて、皮だけで立っているのです。
こういった樹はよく見かけますが、老齢のしだれ桜であったということも相まって、すさまじい気迫でした。
強さとはかなさと美しさ。
言葉になりません。
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世界に、300年先も美しい風景を