桜のかおり

昨日、薪ストーブ販売のグランビルさんに京都市N邸の現場へ来ていただき、取扱説明や注意点、メンテナンスのことなど、薪ストーブに関するお話をNさんご夫妻と一緒に聞きました。

へぇ~、ほぉ~といった内容も結構あって面白かったのですが、一番ビックリしたのは薪を焚いている時の香りです。



桜の薪をくべるといい香りがすると言う話は聞いてはいたのですが、昨日グランビルさんが実際に桜の薪を持ってきて焚いてくれました。

そして着火後に焚き付けを充分燃やしてから桜の薪をくべました。

しばらく経ってから外に出てみると・・・ものすご~くいい香りがあたり一帯に蔓延していました。
まるでアロマテラピーかなにかやっているような、とっても芳しい香りでビックリ !!!

薪によってこれほど臭いが違うものかと驚きました。



こんないい香りがするのなら、煙たいどころか、
「もっとストーブ焚いて~」
と近所の皆さんから言われそうです(笑)。

でも室内ではほとんどその香りがしないんですよね。

桜を焚くのは、近隣の皆さんのためかな?なんて思ったりしましたが、桜でスモーク料理を作る意味をようやく実感できたような気がします。



先週末に、Nさんが一生懸命室内の床板にオイルを塗られました。

昨日現場に行くと、床全面に塗られたオイルのおかげで、室内がしっとりと落ち着いた雰囲気になっていたのですが、その中でも玄関の式台に使った化粧なぐりの杉赤身の厚板の木目がくっきりと浮き出てきて、とても美しく仕上っていました。

式台2009






現物はまた下記の見学会の折にぜひ見ていただきたいと思うのですが、はつった作業時の記事はこちらをご覧下さい。
(作業中の動画も見れます)

【お知らせ】

3/13(土)-3/14(日)の2日間にわたり、京都市左京区N邸で
新月伐採材を使った石場建て伝統構法住宅の完成見学会を行います。
詳しくはこちらをご覧下さい。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

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