ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、2/19(金)に愛媛県の内子町で講演をしてきました。
NPO法人・日本民家再生協会を通じて「手仕事に関する講演をしてほしい」、というようなご依頼を頂いた折、僕にそのお鉢が回ってきた訳なのですが、どうやら何とか無事役回りをこなせたようで、ほっとしています。
夕方18:00から約1時間半の講演だったのですが、当日は朝一番の飛行機で伊丹から松山へ飛び、9時半ごろには内子町へ入ってたくさんの地元の方にお会いしていろいろと案内して頂きました。
(中岡さん、児玉さんはじめ、みなさまお世話になりました。
本当にありがとうございました)
上の写真は、内子町の中の小田地区で移住促進&空き家古民家活用のための活動を行っている【おだの匠】のみなさんの活動です。
地元を活性化しようと、地元の建設業者のみなさまが協力し合って築140年の古民家を10年間借りて改修し、古民家体験宿泊施設として運営されているお話を伺いました。
その後、内子町内で木造平屋建ての内子中学校や重要文化財の芳賀家を見学させて頂くことができました。
芳賀家ではご厚意から非常にめずらしい木工品を見せて頂くことができて、とても感慨深い思いでした。
講演では、これまでに僕が手がけた古民家再生物件事例紹介の他、来週末に見学会を予定している京都市N邸での家づくり(新月伐採と伝統構法)などについて、スライドを基にお話をさせて頂きました。
会場には約40名ものみなさまが聴講のために足を運んで下さり、ビックリ!
僕は失礼ながら「10-15名くらいでこぢんまりやれればいいかな?」などと思っていたので、こんなにたくさんのみなさまが集まって下さって大変光栄に感じました。
当日の聴講者の中には、いつも僕のブログを見て下さっているという方のご主人からお土産まで頂き、さらにビックリ!!
(保積さん、ありがとうございました)
後日、その反応を担当の中岡さんが連絡して下さったのですが、地元の建設業関係者のみなさまからも概ね好評だったとうかがい、胸を撫で下ろしました。
今回は慌しいスケジュールだったのですが、内子町内の石畳という地区に星が写りこむとても美しい池と屋根付きの橋がある、ということを教えて頂いたので、今度は改めてゆっくり内子を訪れてみたいなと思っています。
大洲の臥龍山荘や内子座にも行きたいな。
みなさま、本当にお世話になりました。
心より御礼申し上げます。
【お知らせ】
3/13(土)-3/14(日)の2日間にわたり、京都市左京区で
新月伐採材を使った石場建て伝統構法住宅の完成見学会を行います。
詳しくはこちらをご覧下さい。
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お疲れさまでした。有意義だったようでなによりでした。
石畳地区には、8年前に一度行ったことがあります。どうしてこんなところに集落があるのだろうという山奥だったおぼえがあります。狭い道をくねくね上がっていくと、突然空が開けて、そこが石畳地区でした。また行ってみたいなあ。
金井さん、コメントありがとうございました。
石畳地区にある弓削神社の池は山のてっぺん(?)にあるのに水源を湧き水としている不思議な池だとうかがいました。
内子中学には、校舎の設計者である吉田桂二さんが描いた石畳地区の大きなスケッチも飾られており、きっと素晴らしいところなのだろうなと想像を膨らませています。
聞くところによると、男鹿和雄さんも何度も足を運ばれているそうです。