火曜日・水曜日と出張で東京へ行っていたのですが、中央線の駅で電車を待っていた時に、線路の向こう側にあった大きなポスターが目に入り、思わず
「お~っ!!!」
と声に出してしまいました。
2月下旬から東京国立博物館で、長谷川等伯/没後400年 特別展が開催されると知ったからです。
しかも国立博物館(東京・京都の両方で開催されるようですが)での展覧会ということは、東京国立博物館蔵(普段は非公開)の国宝/松林図屏風がきっと展示されるに違いない、と思ったからです。
で、早速ホームページで調べてみると・・・やはり思った通り、ちゃんと松林図屏風は全期間を通じて公開されるようです。
→ 没後400年 特別展「長谷川等伯」
東京国立博物館 平成館 2010年2月23日(火)~3月22日(月・休)
京都国立博物館 2010年4月10日(土)~5月9日(日)
やはりこれに備えて、等伯の生涯を描いた歴史小説を読んでおかないと、とえらく楽しみにしています。
同時公開される、京都・智積院蔵の楓図の華やかさと松林図屏風の静謐さ(いずれも国宝)の作風のあまりの違いの裏には、等伯とその息子の人生のドラマが関係していると言われますが、そのあたりもじっくり調べた上で臨むつもりです。
木造建築 東風のサイトはこちら(↓)
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30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2210年に言ってもらえる家
昨年10月に智積院で初めて見ました。松林図屏風は見たことがありません。楽しみですね! あまり混んでいないときに行けるといいんだけど……。
金井さん、コメントありがとうございます。
智積院は行けばいつでも国宝を見せてもらえると言うのがいいですね。
京都の他の文化財も、あれくらい公開してくれるといいんですが・・・。
僕は松林図屏風を東京国立博物館で一度見たことがあるような記憶がありますが、定かではありません。
以前からあまりに見たいので、自分の記憶を捻じ曲げてしまっているのかも(笑)。
京都には等伯の絵が各所にあって、結構いろんなところで見られますよ。
今回公開されるかもしれませんが、南禅寺の塔頭・金地院にある月を掬う手長猿の絵も秀逸です。
智積院では現在は収蔵庫に収まっていますが、あれが客殿にあるのを見られたらと思うとドキドキしてしまいますね。いつかそんな日が来ないかなあ。
ところで、等伯の生涯を描いた歴史小説というのは、萩耿介の『松林図屏風』でしょうか。
そうです、そうです。
金井さん、読みました?
いえ、読んでません。読んでみたいです。