先週はまた静岡に行っていました。
10月末から11月にかけて製材した材木の一部を整理したり、すでに乾燥済みの材木を現場へ積んで帰ったりするためです。
僕が木材をストックしている場所は静岡市の山懐の深いところで、こんな風景に囲まれています。
今回はちょうど紅葉が見頃で、とてもきれいでした。
上の写真は、今年挽いてもらった板(右端のグループ)を
○ 節だらけの下地用木材(写真中央のグループ)と
○ 節が無い化粧用木材(写真左端のグループ)
とに分類している作業中の写真です。
画像をクリックして見て頂けると、中央のグループには節が多く、左のグループには節が無い様子がお分かり頂けると思います。
製材所ではこういった分類はしていませんので、製材後にこちらで選り分けます。
こうやって選り分けた後、節の無い板は実(さね)加工を施して、化粧野地板や天井板、腰板などに使います。
下の写真は化粧野地に使ったケースです。
もちろん東風では節のある材料も化粧野地板としてよく使いますが、この現場では節の無い材料を使いました。
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世界に、300年先も美しい風景を
2枚目の写真。火打ちを止めてあるボルトが見えませんね。佐藤さん得意の吹き抜けなんですか?
kさん、いつもコメントありがとうございます。
この火打ちは、仕口部分に蟻を切っています。
よって通常のようにボルトを使っていません。
ご推察のように、この下は吹き抜けになっています。
相変わらず、素人とは思えぬ鋭いツッコミですね(笑)。