現在、京都市N邸(伝統構法)の荒壁を一生懸命乾かしています。
開口部にはビニールシートを貼り、室内でストーブを焚いて、温度を上げています。
当初は扇風機も使っていたのですが、どうやらやはりストーブ(しかも灯油式の一番原始的なタイプ)が最もよく効くようです。
上の写真は、塗りつけた直後の写真。
土が水を含んでいてべちゃべちゃです。
この写真は土を塗ってから約2週間経った状態です。
乾燥して干割れが出ています。
ところどころ茶色くなっているのは、竹小舞下地を編んでいる藁縄のアクです。
もう少し乾燥したら、裏返しを行います。
夏場ならもっと早く乾くのに・・・と日増しに寒くなる気候を思いながら、いろいろと悪戦苦闘しています(汗)。
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