古材

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週末に、東京へ行ってきました。

世田谷区内で進行中のY邸リフォームの現場確認・および打合せのためです。
先週の月曜日に現場へ搬入された古材がすでに現場に架けられており、当初のこちらの設計イメージにかなり近い形で仕上がっておりました。

一安心しました。(ホッ)



古材は一本ずつ表情や大きさが違うので、自分の目で確認するまではドキドキします。
現場が近くであればすぐに見に行くのですが、東京となるとなかなか・・・ね。

これも、こちらの意図を汲んで古材を選んでくれた(株)ひでしな商店さんや、設計時のイメージパースをよく確認して現場で丁寧に架構を組んで頂いた羽田野工務店の大工さんのおかげです。

感謝。

 

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冒頭の写真は、今回4本入れた古材の中の1本・えんじゅ(※)の柱のアップなのですが、このえんじゅの切れ端が上の写真です。

※えんじゅという字は木へんに鬼と書きます。
 木目は栗とよく似ていて、れっきとした国産材です。
 チョウナの柄に良く使われます。



このブログでも過去に紹介したことがありますが、古材の表面は風化したり煤けたり焼けたりして色が変化していても、それはごくごく表面的な変化で、木の中の方は上の写真の通り何も変色していません。

これは100年経とうが、200年経とうが一緒で、表面を削ったり切ったりすれば、木本来香りが強く出てきます。

こういう機会を得るたびに、木の生命力やありがたさを強く感じます。



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2008年晩秋の新月期に伐採・葉枯らし乾燥させた
静岡産の杉・桧を使って下さる方を募集しています。
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