うめぼし

建築とは全く関係の無い話題ですが、木曜日にまた事務所でご飯を炊いておにぎりを作りました。

いつもガスコンロ+土鍋で炊くのですが、前回よりも少し上手に炊けました。



前回作った時は中身の具なしで作りましたが、今回は梅干を入れてみようと思い、梅干を求めてスーパーへ。

僕は紀州・南高梅の薄味の梅干が好きなのですが(←塩辛いのが苦手・・・)、購入時にパックをひっくり返して添加物なんかをよく見てみると、僕が好きな薄味の梅干にはどれもナンダカヨクワカラナイ添加物が入っています。

そうやって選んでいくと、結局たどり着いた梅干は紀州の薄味タイプではなく、
【原材料:梅、食塩、紫蘇】
という、いかにも塩辛そうな梅干・・・。

しかも、値段は他のものの倍ほど高い。



そのパックを手に持ちながらまざまざと僕の脳裏に浮かんできたのは、子供のときにいつもうちの母親が作っていた梅干の工程映像。

う~ん、これはきっと辛そう・・・と思いつつ、でも食べてみよう!と思って購入。



食べてみると、うちの母が作ったものよりは数段塩分控えめでしたが、最近食べ慣れた梅干よりは倍ほど辛い。

やはり保存するためには、このくらいの塩分が必要なのかなぁ?と思いつつ、じゃあ和歌山の今の梅干も、昔はもっと辛かったんだろうか?とか新たな疑問が沸いてきました。

どなたかご存知ありませんか?

4 thoughts on “うめぼし

  1. 小花の家のI

    >昔はもっと辛かったんだろうか?
    おもしろい着眼点、佐藤さんらしいなあって思いました。
    当方、存じておりませんが、江戸時代か明治時代の梅干しを保存している人がいるというニュースを以前に見たことがあり、どんな味なんだろう?とワクワクした記憶があります。
    ガスコンロ+土鍋で炊くごはん、おいしそうですね。
    作品を作る僕の友達もそうなんですが、もの作りにこだわる人って、食とか住とか、地に足をつけて生きているって言いますか、そういうところをすごく大切するんだなぁと思いました。
    何かしらの今の自分のこだわりって、結局両親が作ってくれた梅干しなり野菜なり手料理なりの愛情と、育ってきた環境が自分の中に大きくありますよね。
    佐藤さんのブログを読んでいて、そういうの、すごく大切にしたいなぁ、自分の背中で子どもに伝えていきたいなぁって思った次第です。

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  2. さとう

    Iさん、こんにちは、コメントありがとうございました。
    > 作品を作る僕の友達もそうなんですが、もの作りにこだわる人って、食とか住とか、地に足をつけて
    > 生きているって言いますか、そういうところをすごく大切するんだなぁと思いました。
    そうなのかもしれませんね。
    何でもそうでしょうが、ものを作っていくという過程においては、考えれば考えるほど思考が純化されていく方向に進んでいくのだと思います。
    するとどうしても、行き着くところは材料で、その材料の吟味が始まる。
    そんなところはきっとみんな共通なんでしょうね。

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  3. 応援団の K

    佐藤さん 
    和歌山のお土産に「梅干のハチミツ漬け」をいただいたことがあります。 人によって好みが違いますが私はちょっとネエ・・・でした。やっぱり梅干は塩辛くなくっちゃ!
    佐藤さんは甘口が良かったら、探せば見付かりますよ。自分で作るなんてのも選択肢かも?

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  4. さとう

    Kさん、いつもコメントありがとうございます。
    ハチミツを入れて漬けた梅干のことですよね?
    僕はあれ結構好きなんですが、みなさんのご意見を聞いていると、
    「ハチミツ入りは好きじゃない」
    という方は結構多いようです。
    でもやっぱり、無いものは作るのが一番でしょうね。
    建築なんて無い物だらけで全部作ってるんですから、その考え方が一番正しいと思います。

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