昨日から静岡に来ています。
現在、準備を進めている京都市内の伝統構法型新築住宅・N邸の木材の運搬作業の段取りをするためです。
静岡へ来てみると、ちょうどいい具合に昨秋に伐採した新月伐採材が山から搬出され、土場に整理されているところでした。
土場に積まれた2008年晩秋伐採の新月材。
4ヶ月間の葉枯らし期間を経て、ようやく山から降りてきました。
今回出てきた木はどれもおよそ樹齢120~130年くらいの大きな木で、北斜面の標高900mという厳しい自然条件のもとで育った木のため、とってもおとなしくて目の詰まり方が良く、美しい材料です。
見ていて惚れぼれします ♪
こんな太い材料がゴロゴロしています。
上の写真を見てもらうとよくわかるのですが、目の詰まり方が均一で細かく、申し分ない材料です。
このグレードなら吉野杉と比べても遜色ありません。
最高の材料です。
今回出てきた材料は来月から順次製材にとりかかっていきますが、この中でも特に長い材料(6m~9m材)は6月ごろに静岡市内で製材の見学会を行う予定です。
ぜひたくさんの方に製材の醍醐味を体験していただきたいと思っているので、また近々お知らせしますね。
どうぞお楽しみに。
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