上の写真は、昨日書いた石水院に行った折に撮った土壁の写真です。
錆(さび)がいい感じに出ていたので撮ってきました。
写真に写っているのは僕の左手ですが、錆びの大きさを実感して頂けるようにと考えて、写真の中に入れました。
(画像をクリックすると拡大表示できて、質感などが良く判ると思います)
これは土が持っている錆びが自然に出てきて壁の景色となっているものです。
画像右上の方に黒い影のような染みが出ていますが、これも錆びです。
昨今、意図的に土に鉄粉を混ぜたりして赤茶色の錆を出す手法が用いられることがありますが、やはりこの自然ににじみ出てくる黒い錆びの味わいに比べると、薄っぺらく感じてしまいますね。
僕は土のことや左官のことに関しては通り一遍の知識を持ち合わせている程度であまり詳しくないので、これから少しずつ勉強していこうと思っています。
土や砂の質、水質との組合せ、下地を編む竹、竹を編む縄などなど、土も奥が深そうです。
特に、材料を見極める目を養うのが一番難しそうです。
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世界に、300年先も美しい風景を
初めまして。
俳句で壁を知りたく調べておりましたらこのブログが大変お役にたちました。ありがとうございました。
錆壁にくもる小面梅雨月夜 ふきのとう
初めまして。
パソコンは得意では有りませんのでコメントの
欄を間違えてしまいました。ごめんなさい。
俳句を作るため壁のことを調べておりまして
このページと出会えました。
大変お役にたちちました。有り難う御座います。
先日訪れた料亭の壁に小面が掲げて有りましたので。
錆壁にくもる小面梅雨月夜 ふきのとう
未だ推敲不足の句です。お笑い下さいまして!。