昨日は、大津市 T 邸の上棟式でした。
神主さんにも来て頂いて、久しぶりになかなか本格的な上棟式を行いました。
金曜日には骨組みがほとんど組みあがったのですが、わざわざ上棟式に合わせて大工さんに作業を止めてもらっていました。
上棟式というのは、棟を上げる儀式です。
ですから、式典の最中に建て方作業の最後に納める構造材=棟木(むなぎ)を納めます。
(棟木以外は全て組みあがっていました)
上棟の儀の最中、大工さんは棟木の上に登り、大きな掛け声と共に上からかけや(大きな木槌)で棟木を叩いて納めていきます。
昨日の天気予報では、大津市は一日曇りという予報でしたが、現場付近はカンカン照りで真夏のように暑かった!
みんな汗だくになってしまいました。
でも好天のおかげで、とてもすがすがしい式典となりました。
T さん、おめでとうございます。
上棟式に先立って、大黒柱と地棟の部分の納まりを撮ってきました。
構造材は全て奈良県吉野産の杉ですが、大黒柱は性の良い素直な美しい木でした。
上の写真が全景です。
これから本格的な工事が始まり、11月末の完成・引渡しに向けて、急ピッチで工事が進められていきます。
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佐藤さん そして 誰よりもTさん
上棟おめでとうございます。
半年くらい前?から、あの吉野杉の家はどうなっているのかと、心密かに期待していましたが、写真に込栓を見付けて安心しました。(何で、私が安心せにゃ~ならんの?)
棟木をカケヤで叩き込んでいますが、こちらでは最近こんな光景は珍しいです。全く無いわけではありませんが、皆様の所ではいかがですか?
昔は、上棟の日は朝から「カンカン」木組を入れる音がしていましたが、最近は 静か~に 建っていきます。・・・と、言うことは木組はダスダスのユルユルっていうことなんですかね?
Kさん、いつもコメントありがとうございます。
>半年くらい前?から、あの吉野杉の家はどうなっているのかと、心密かに期待していました
気にかけてくださってありがとうございます。
とっても嬉しいです。
>写真に込栓を見付けて安心しました。
いやぁ~、このあたりがKさんらしいですね。
気を抜けませんよ(抜くつもりもありませんが・・・笑)
この現場は手刻みですが、最近のプレカットの機械の改良は日進月歩のようで、仕口や継ぎ手の甘さ/固さをあらかじめ設定した上で機械が刻んでくれるそうです。
(僕はまだそのような機械に実際にお目にかかったことはありませんが)
この現場の仕事はとってもきれいでした。
やはり大工さんの仕事の違いは仕口や継手に透きがないかどうかで全く違ってくるのですが、この現場の大工さんは仕事が良かったですねぇ。
見ていてとても気持ちが良かったです。
Tさんの奥様は大工の仕事の美しさをとても大切にされる方なので、きっと現場を見て喜ばれていることと思います。