原油が高いですね。
ということで、ガソリンも灯油も高くなっています。
そのあおりを受けてか、例年に比べて薪ストーブの売れ行きが好調(なのか関心が高いだけか?)だそうです。
このところ、うちのクライアントのお宅に
「薪ストーブが欲しい!」
という方が増えてきました。
そんな皆様が頭を抱えるのが薪の調達です。
正直、薪は高い!です。
針葉樹だったら安いんですけどね。
(建築用木材の廃材はほとんど針葉樹で、これらはいつも処分費を払って産業廃棄物処理場へ持って行っています)
鋳物でできたストーブに針葉樹は温度が上がりすぎてストーブを傷めるということから、必ず広葉樹の薪を使うように、と言われています。
( ↑ これ、よく聞きますけどホンマでしょうか?
僕の静岡の祖父の家では、昔からず~っと針葉樹も広葉樹もごちゃ混ぜで
薪ストーブを焚いていますが、壊れたところ見たことない・・・。
でも、おしゃれで高価な薪ストーブではなくて、安価で庶民的な
薪ストーブなんですが・・・)
で、この前思いつきました。
クライアントのみなさまへの感謝の印として、1年に1回くらい、2トントラック満載の薪を数軒で分け分けしてもらおうか、と。
薪ストーブを買う!という方は、たいがいチェーンソーとナタくらいまでは準備されます。
でも、トラックまでは用意されることは大変なので、大量に不要な原木をもらってきたりすることは不可能です。
でも、うちの事務所のトラックで要らなくなった原木をどこかにもらいにいければ、あとは各自クライアントの皆様がうちまで引き取りに来てもらって、うちのトラックで持って帰る(軽トラはまた返しに来てね)というシステムにすれば、なかなか喜ばれるんじゃないか?と思っています。
今年中に一度試してみよう!
ただ、これを商売にすると本末転倒になるので、あくまでクライアントのみなさまへのお礼の気持ちとして、実費(ガソリン代とか)のみ負担してもらって、手間代などは不要。
しかも頻繁にこんなことばかりはできないので、年1回だけですよ、というアイデアです。
薪ストーブを設置するお宅が増えてきたら、各家の取り分が少なくなる・・・など今から不要な気苦労をしておりますが(笑)、こういうのってなかなかいいプレゼントやん、と我ながらちょっと気に入っているアイデアです。
ぜひ実行してみてまたご報告します。
(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を
いつも楽しく拝読させて頂いております。薪のプレゼント、いいですね、とっても。施主さん、喜びます、絶対に!
我が家では、薪は樹種にこだわらず、乾燥していれば、何でも使っています。この冬の主役は、民家を解体した際の柱や梁などの構造材の廃材を譲って頂きました。栗、松、杉などでしょうか。私が使わなければ産廃です。もちろん楢などが最良なんでしょうが、、使用には問題ありません。ストーブの専門家の話でも、十分な乾燥していて樹種を混ぜて使えば、大丈夫と。栗などは、燃えにくいのですが、太い薪一本で朝まで持ちますので、重宝です。豪雪の南会津の古民家ですが、薪ストーブで頑張っています。灯油の暖房だったら、今頃破産してますね!?
これからもよろしくお願いします。それでは。
佐藤さんらしいアイデアですね。(星5個)
薪スト-ブに広葉樹が適しているのは「火持ち」が良いからだと思いますがいかがでしょうか?
いや待てよ。同じ条件の広葉樹と針葉樹の薪を燃やしたとして、広葉樹の方が火持ちが良いとすれば、針葉樹の方はパッと燃えてしまうということで燃焼時の温度も高いのかなあ・・・???
当地には、薪を取りに来た人はタダ と、いうお店がありますよ。その店は薪屋さんとかじゃなくて、剪定木とかの処理をしている産廃処理業者で、引き取ってくれたら感謝感激なんでしょうね。
探せばそんな店が近くにあるかも?
とんぼさん、コメントありがとうございます。
>我が家では、薪は樹種にこだわらず、乾燥していれば、何でも使っています。
>ストーブの専門家の話でも、十分な乾燥していて樹種を混ぜて使えば、大丈夫と。
情報提供、ありがとうございます。
クライアントのみなさまもこのブログを結構見てくださっているので、この情報は役に立つと思います。
うちでも今後は針葉樹の廃材を採り置きしておこうかな。
(↑事務所が廃材だらけになる?)
先日、この記事の薪ストーブの写真のお宅で一泊させてもらいましたが、薪ストーブ、なんであんなにあったかいんでしょうね?
不思議です。
Kさん、いつもコメントありがとうございます。
広葉樹が使われている理由については、おそらくその通りだと思いますよ。
薪を採りに来た人はタダ、というのはいいですね。
伊予西条は先進的だなぁ。
僕も探してみようかな。
こうやってブログで決意表明すると、みなさんからいろんな情報を頂くことができるので、とてもありがたく思っています。
僕もきちんと還元していかないと。
佐藤さん。ごぶさたしまして。
ますますご活躍のほど。
ところで、
僕の大学の後輩に、
「オール薪化住宅」と銘打って家造りを始めようとしている男がいます。
↓
http://www.windfarm.co.jp/sbs/yano.html
かまどと薪ストーブで生活するというだけですが、
なかなかキャッチーだと思いません?
また、詳しくは後日知らせます。
中将さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
オール薪化住宅とはすごいですね。
数年前に大人数で行った長野での合宿の際に、オール薪での生活を3日間だけ体験したことがあります。
暖を取るのとお風呂に薪を使うのはさして面倒でもありませんが、料理となるととたんに手間が増えますね。
実行される方は最初は不便を感じられることでしょうが、慣れればどうってことなくなるんでしょうね。
まぁ、実行しよう!と決意するまでが一番大変なんでしょうが、僕にはなかなかそこまでの踏ん切りがまだつきません。