最近、自分が以前勤めていた会社で習ったこと(←建築に関する知識や知恵)を他の人のために役立てるケースが重なって、自分自身いろいろ考えさせられます。
僕が習ってきた建築の知識や知恵は、木造の中でも少し特殊な【数奇屋】といわれる分野において必要とされるものですが、最近友人にそれを伝える機会がありました。
2人の友人に、全く別々の形で微力ながら協力しているのですが、この技術はよく考えると独立してからほとんど使っていないなぁ~ということに気付きました。
( ↑ 間接的にはきちんといつも使っていますが・・・)
で、そうやって2人にお伝えするうちに、
「やはりこの力を眠らせておくのはちょっともったいないな・・・
この技術を必要としてくれる方のためにもう少し活かしたいな・・・」
と思うようになりました。
ということで、やはり茶道を習う必要があるなぁ、という決心が固まりつつあります(笑)。
実は約10年前に茶道を習い始めたものの、恥ずかしながらその時は3ヶ月で挫折したのですが、今度こそはきちんと身につけないと、ここまで育ててくれた僕の建築の師に申し訳ないと感じるようになってきました。
自分のためではなく、僕が受けた恩恵を社会に活かすために習い事が必要だ、なんて感じたことは生まれて始めてです。
友人2人のおかげで、いい機会をもらうことができました。
感謝。
多分、今後僕の設計する建物は、これまでとは微妙に変化していくと思います。
でもあまりに微妙すぎて、よく分からないかもしれませんが(笑)。
これまでよりも少し色気というか艶っぽさを出していこうと思います。
( ↑ 決して派手になるわけではありません。
クライアントの皆様、ご安心下さい。
なんと言うか、雰囲気が少しだけ変わると思います。
と言っても写真で見たってわからないくらいの微妙な変化ですけどね)
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世界に、300年先も美しい風景を