昨日(12/7)、急遽また東京へ行ってきました。
今後の木造建築に関する建築基準法改正内容について話し合う、国土交通省の担当官との意見交換会に出席するためです。
この会議は9月にも行われ、今回は第2回目です。
主催・参加したのは、
職人がつくる木の家ネット
伝統木構造の会
日本曳家協会
緑の列島ネットワーク
日本民家再生リサイクル協会
の5団体です。
今回の意見交換会は、国土交通省からの要望でマスコミ等には非公開の形で行われました。
国会の関係等で国土交通省の方々もお忙しいらしく、充分な時間を割いていただけなかったのが残念でしたが、国としての木造建築の法整備に関する姿勢などがよく判りました。
やはり国にはもう少し本腰を入れて木造建築に関する環境を整えていただきたいと思います。
(明治以降、建築界では木造建築が置き去りにされてきたので、現在の国としての体勢を理解することはできますが・・・)
そのためには、我々木造に携わる実務者が建設的な姿勢での提言・協力を惜しまないことが重要ではないかと考えさせられました。
昨日の意見交換会に出席された上記5団体の皆様は、木造建築物に対する深い思い入れを熱く語っておられました。
ああいう仲間がいるということが分かるだけでも頼もしいですね。
実際、木造に関する法整備には、まだまだこれから長い時間がかかることと思います。
でもこうやって、少しずつ、少しずつ前進していくのだろうな、と感じました。
(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を