丹後の古民家改修工事

天橋立(あまのはしだて)から車で20分くらいのところで、店舗の改修工事を行っています。
着工してから約1ヶ月が経過して、工事もだいぶ進んできました。
上の写真はカラオケや社交ダンスを行うホールの工事中の様子です。
2階の梁がたわんでいたので、解体した古材(曲がった松の梁)を柱に転用し、補強しました。

この現場では、現場内に数棟残っていた既存建物のうち、3棟のみを残してそれ以外は解体しました。
解体した建物から出てきた古材を出来る限り使って内装を仕上げて欲しい、というクライアントのご要望に沿って、いろんな材料を加工して再利用しています。

下の写真は、元々小屋梁として使われていた6mの梁を挽き割って、カウンターの天板として使おうとしている材料です。
これを3枚はぎ合わせてカウンターに仕上げます。

さてどんな風に仕上がることやら。

古材を使っていくのは頭の体操みたいなところがあって、材料を基に柔軟にデザインを変更しながら考えていく面白さがあります。
大工さんもなかなか話のわかる方で、僕よりも少し若いのですがちゃんと話が通じるので楽しいです。
(こういう仕事ができない=話が通じない大工さんの方が、今は実は多いんですよ)

竣工は1月末の予定です。

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世界に、300年先も美しい風景を

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