このところ現場を駆けずり回っていて、机の前に座っている時間が思うようにとれずブログの更新も滞っています。
いつも楽しみに覗きに来て下さるみなさま、すみません。
能登で震災の被害に遭われたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

早いもので、もう3月も終わりですね。
今年も1/4が過ぎ去ろうとしています。



しかし、本当にあたたかくなりましたね。
あまり急なので、なんだか少し気持ち悪い感じさえします。

先日、京都市内の現場へ行った折、きぬかけのみち(京都市右京区)の龍安寺周辺を走っていると、桜が3分咲きといったところでした。
僕が住んでいる伊丹では、昨日になってもほとんど花開いていなかったのに、京都の(しかも北の)方が早いなんて、なんだかヘンですね。

社会人になると、3月から4月への移行で大きな変化を感じることが少なくなりますが、この時期にちょうど桜が咲いてくれるのはとてもありがたく感じます。
満開の桜がなんだか気分を入れ替えてくれるからです。

僕は思春期を札幌で過ごしましたが、札幌では桜が咲くのはGWです。
札幌では3月末は道路の雪がなくなって、路面の至る所が水たまりになることでやはり春の到来を感じることができるのですが、街中が満開の桜であふれかえっている光景を目にした時のような高揚感を感じることはできません。

この時期の桜のはかなさ・美しさは、生活環境(職場・学校など)の変化の時期が重なることで、毎年大きな季節の転換期を感じさせてくれます。
自分が日本人でよかった、としみじみ感じられる季節ですね。
この春から新しい環境での生活が始まるみなさん、がんばってください。
応援しています。

僕も4月からは新しいPCを導入して(←まだ梱包に入ったまま・・・)新しくもう一つ机を構えることになりましたが、どんな机にしようかと思案中です。
怒涛のようなスケジュールの3月が過ぎ行くことに少し安堵感を憶えつつ、今は満開の桜を楽しみに待っています。



【お知らせ その1】
能ってナニ? あなたはご存知ですか?
4/1(日)に大阪でイベントを行います。

【お知らせ その2】
伝統構法の家 完成見学会を4/8(日)に行います。

当方のサイトはこちら(↓)

あなたはどちらが好きですか?
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家、と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2207年に言ってもらえる家
 

2 thoughts on “

  1. くるみ

    お久しぶりです。
    桜と心の関係。
    すごくしっくりきて嬉しくなりました。
    桜は、新しい年度が始まるこの時期の心にぴったりと
    はまることが日本人の心をひきつけるのですね。

    返信
  2. さとう

    くるみさん、いつもコメントありがとうございます。
    この記事で書いたことは、僕が札幌に住んでいた経験があるのでそう感じただけのことかもしれませんが、くるみさんにもしっくりきたようなので心の底ではみんなわかっていることなのでしょう。
    いろんな地域で暮らすと、こういう違いが良くわかります。
    当たり前のこと、言われないと気づかないけど、その土地ならではのありがたいことっていっぱいありますよね。
    水が美味しいとか、静かだとか、海山の幸に恵まれているとか、子供の遊び場が多いとか。
    日々感謝です(←なかなかできていませんが・・・)。

    返信

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