今年の正月休みの間もそうだったのですが、最近、以前買ってすでに一度以上読んだ本を再読することが多いです(なぜかはよくわかりませんが・・・)。
今読んでいる本も4年前に買った本の再読ですが、なかなかいいくだりがあったので抜粋して紹介します。
――――――――(以下、その本からの抜粋)――――――――
ある人が故・松下幸之助氏にこう質問したそうです。
「ビジネスマンのもっとも重要な条件は何でしょうか」
この質問に、松下幸之助氏はこう答えました。
「簡単にいうと、みんなに愛されることですね。
あの人がやっているのだったらいいな、買ってあげよう、
と、こうならないといけない。
みんなから愛されるような仕事をすることです。」
(中略)・・・これからの時代、ますますこの愛嬌というものが重要になってくる。
高度情報化の時代には、多くの情報を手にした者が勝つ。
いかに多くの情報を集められるかが勝負の分かれ目になるだろう。
しかし、1人の力で集められる情報には限度がある。
だとすれば、いかに自分で情報を集めるかではなく、
いかに多くの人に情報を持ってきてもらえるようにするかが重要だ。
明るく振舞う人、表情のやさしい人を見ていると、誰でも何となく話がしたくなる。
小さなことでも喜んで話を聞いてくれる人には、進んでその人のところへ情報を持っていきたくなる。
これが結果として莫大な情報量となっていく。
――――――――(以上、抜粋終わり)――――――――
これはPHP研究所代表取締役副社長の江口克彦氏の著書
『「きっと芽が出る人」の法則』 という本からの抜粋です。
この本の中には、こころの栄養になるような、とてもいい言葉がたくさん散りばめられています。
もし興味が沸いたら、ぜひ読んでみて下さい。おすすめです。
僕は日本民家再生リサイクル協会というNPO法人でボランティア活動に参加していますが、この活動を通じて知り合った仲間から自分が得ている情報・影響というのは本当に凄まじいものがあります。
(↑ボランティア活動の僕にとっての本当の恩恵の一つ)
自分自身、上記に書かれているようなことがきちんと実践できているとは思えませんが、それでもたくさんのとてもいい仲間にめぐり会えたことで、いろんな視野・考え方に触れ、書籍では得ることのできない情報をたくさん頂いています。
情報→インターネットという風にすぐ連想するような社会状況になりましたが、インターネット上で得られる情報というのは本当に使えるものは少ないと僕は感じます。
そんな情報過多の時代だからこそ、本当に大切な情報は人を通じてやってくるのでしょうね。
現代だからこそ、とてもいい言葉だと感じました。
僕も、もっともっとみなさんにかわいがられる人間になれるように努力していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
m(_ _)m
さとう