昨日の日経新聞の朝刊で、打ち水のことを採り上げた記事があった。
ビルの外壁に打ち水をすることで室内の気温を下げる取り組みや、
国会議事堂は1960年代まで氷で冷やした井戸水で冷房をしていた事実などを紹介していた。
(↑国会議事堂の話は初耳だったが、スゴイ!と感じた)
僕は数年前からやってみたいと考えていることがある。
住宅の屋根に噴霧器のようなものを取り付けておいて、集めておいた雨水を再利用して屋根面に打ち水をして冷却するという案だ。
真夏の屋根面(特に板金)は、焼き肉ができそうなほど熱くなる(僕は新米の頃、何度も現場でやけどした。笑)ので、あれを水で冷やせればかなり冷却効果があるだろうと思うのである。
きっとどこかですでに実践されている方はいると思うのだが、チャンスを待っているので、
「そのアイデア、いいやん! うちの家でやってみようかなぁ」
という方がおられたら、さとう(info@mokuzo-architect.jp)までご連絡を。
昨日の夕方、また息子と2人で六甲山に出かけていって、冷た~い沢の水に足を浸しながら、
「この冷たい水のエネルギーを使うことができれば、
エアコンに頼らなくても冷房なんか簡単にできるのになぁ・・・
ついでにビールも冷えそう♪」
と、ぼんやり考えていた。
でも熱エネルギーは運ぶのが難しいからね。
原油価格が高騰してガソリンの価格が上がっている。
この冬の灯油価格もまだまだ上がったままだろう。
その原因を今朝のテレビでエコノミストが解説していたが、向こう数年はこの状態が続くようだ。
建物で消費するエネルギーを抜本的に減らすシステムを考えないと・・・。
これが当面の僕の課題。
難しい・・・。
やはり自然はすごい、と畏敬の念を新たにした。
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