イメージパース

昨日、東風の事務所にお客様がいらっしゃいました。
大阪府の北部で新築住宅を計画されているKさんです。

Kさんのお宅はとても素晴らしい景観が楽しめる敷地なので、郊外型の住宅では珍しいのですが、2階リビング型のプランをご提案しました。
( ↑ 都市部では採光・通風などの事情から、2階リビング型のプランにすることがよくありますよね)

今回のご提案に際して、当方のスタッフが描いたイメージパースをご紹介します。
(画像をクリックすると、拡大表示できます。ぜひご覧下さい)

 

能勢の家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能勢の家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これを見てくれたKさんの娘さんは
「うわぁ~木がいっぱい!」
と言ってくれました。

直感的にうちの建物の特徴を捉えてくれて、うれしかったですね。



僕には絵の才能がないので、恥ずかしながらこんな絵は描けません。
( ↑ 才能ではなく、実は努力が足りない・・・反省)

いつもスタッフが描く絵には恐れ入るのと同時に、表現力不足のダメ所長を支えてくれて感謝しております。

どうもありがとう。



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おにぎり

数日前に、事務所で無農薬の雑穀米を土鍋で炊いて、大量におにぎりを作りました。
( ↑ 多分、5合分くらい=おにぎりにして20個くらい)

作ったと言っても、結局言い出しっぺの僕は火加減を見ただけで、米をとぐのもおにぎりをにぎるのも、うちのスタッフがチャッチャとやってくれたんですが・・・。
( ↑ Oさん、Uさん、ありがとう)



なぜ急におにぎりを作り始めたのか?

それは、先日お会いしたお宿・吉水(よしみず)の女将さんの影響から、コンビニなどで安易に食べ物を買って食べることをしないで済むような環境を整えよう!と思ったからです。



何か体に異変が出たわけでもありません。
僕は食べ物でアレルギーが出たりすることは全くないので、治療や予防のため、とかでもありません。



ただ、何が入っているかわからないようなおにぎりに、1個百数十円も払って何の疑問も持たずに食べるのは、良く考えると非常にばかばかしい。

自分で作れば、安全でおいしいおにぎりがもっとずっと安く食べられるやんか!と考えてみて、ただそれを毎日作るのはなかなか大変で、ものぐさな僕にはきっと続かないだろうと諦めかけて、出した答えがこれ ↓

「一気に大量に作っておいて、全~部冷凍庫に放り込んで、必要なときに電子レンジで解凍して食べればいいんちゃうか?」

というものです。

仕事の都合で、急に現場へ出かけたりすることも多く、車で移動しながらコンビニのおにぎりを昼食として食べることなどこれまでは日常茶飯事でしたので、そういうときにもいいだろうと考えたのです。



で、先週早速電子レンジを買ってきて、無農薬の雑穀米をインターネットで探して購入。

以前お歳暮で頂いた、海水から作った粗塩を使っておにぎりを作った、というわけです。



早速作って食べてみるととっても美味しくて、昨日うちの息子に話してみたところ
「食べる!」
と言ったのでチンしてあげたら、
「めっちゃ美味しかった!」
と喜んでいました。



保存のことを考えて、このおにぎりには具を入れていません。
(それで雑穀をブレンドしたんですが)

でもなんだか、今度は付け合せに漬物とか佃煮とかふきみそとかが欲しくなってきてしまいました。

楽しみが一つ増えたようです。

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壁土作りレポート 第2弾

京都市内のN邸現場内で熟成させている壁土に水やりをしてきました。
5/11月曜日のことです。

泥の中に手を突っ込んで中の土を掘り出してみましたが、まだ土作りが始まって2週間しか経っていないので、土の色は変わっていませんでした。

 

土づくり0511


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから毎週1回ずつ水を補給してあげて管理していきます。

これから気温が高くなっていくので、いい具合に発酵が進み、臭~くなっていってくれることでしょう。

もうすでに、少し臭くなっていましたが・・・(汗)。

あっ、でもきちんとブルーシートで覆っているので、近隣の皆様に
「異臭がする!」
というようなご迷惑はかかりません。
その点はご安心を。


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仲間が今週末に見学会を開催します

またまた、更新が空いてしまいました。

気を取り直して再び頑張ります。



今週末(5/16-17)に、一緒のNPO(日本民家再生リサイクル協会)で活動している仲間・兵庫県西脇市のすぎもと工務店さんが、兵庫県加東市の現場で見学会を開催されるそうです。

杉本さんがチラシを送ってくださったのでご紹介します。
近くにお住まいで、興味のある方は行ってみられてはいかがでしょうか。


すぎもと工務店

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試掘

下の写真は、地下2mの地中の写真です。

底に水がたまっていますが、これは地下水です。


試掘2


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



西宮市内でこの夏着工の現場で、先月末に試掘を行いました。

この現場での地盤調査(スウェーデン式サウンディング)は、すでに実施したのですが、そのデータだけでは地盤改良をどのような方法ですべきか?という点が絞りきれなかったので、工務店さんに

「掘ってみてもらえませんか?」

とお願いしました。



やはり掘ってみて正解でした。

スウェーデン式サウンディングでは、大まかな地耐力は把握できるのですが、地下水位の高さや、正確な地質状況などはわかりません。
あくまで推測になります。

実際に試掘するケースは少ないのですが、試掘してみてわざわざ専門業者に地盤改良を依頼しなくても、一旦掘り返して丁寧に少しずつ転圧をかけて締め固めれば、充分に地耐力は出るかも・・・とコストダウンの可能性に期待していたのですが、この地層でははっきりそれは無理だとわかりました。


 


試掘1


 


 


 


 


 


 


 


 



見ての通り、焼き物ができそうな程の粘度の高い粘性地盤です。
これではいくら転圧をかけても絶対に締まりません。

子供たちは楽しそうに粘土遊びをしていましたが・・・。



一方、地下水位が思ったより低かったのは朗報でした。

50-60cmくらい掘ったら水が出てくるのではないか?と予測していましたが、実際の地下水位は地下2mくらいの低い位置でした。



やはり現場には全ての答えがあります。

こんなん、いくらデータとにらめっこしたってわかりませんからね。

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壁土の仕込み開始!

土づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/30(木)、京都市N邸の現場でいよいよ壁土の仕込みが始まりました。

現場内の空いたスペースに、仮枠で大きなプールのような場所を作り、内側にブルーシートを敷きこんだ上から土を流し込んで藁を混ぜ込みます。

 

上の写真は藁を混ぜている時の写真です。
今回の土は京都深草産のものです。

このまま梅雨明けまで寝かせて藁を発酵させます。
今はシャキシャキの藁すさも、発酵が進んでいくと繊維が柔らかくなってフニャフニャになっていきます。

土の色の変化の具合など、また写真でご報告しますのでどうぞお楽しみに。




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暮らしを考える場-綾部吉水

綾部吉水1


 


 


 


 


 


 


綾部吉水2


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


きれいなかやぶき民家でしょう?
昨日、京都府綾部市にある綾部吉水(よしみず)に行ってきました。

行ってきた、と言ってものんびり宿泊しに行ったわけではなく、日本民家再生リサイクル協会のメンバーとして行ってきたのですが、結果的にとっても豊かな気持ちにさせてもらって帰ってきました。



この綾部吉水の経営者・中川さんから、ゆっくりいろんなお話を伺いました。

中川さんは食べること・暮らし方がいかに大切かということを、宿の経営を通じて世に訴えている方です。

食物や調味料・水など、普段口にするものにとても気を使われていて、自然に摂れるもの・季節のもの・鮮度・安全性などを大切にされていました。

何も特別なこと・難しいことを仰っているわけではなく、ごくあたりまえのことを実践し、それを積み重ねることが大切だ、ということを力説されていて、いままでお会いした宿の経営者とは全く違うその考え方に、とても感銘を受けました。



季節柄、この綾部吉水の庭先には春の山菜がたくさん生えていて、僕も少しお手伝いして蕨(わらび)を摘んだり、薪割りをしたりしてきました。

(と言っても、薪割りは2-3本割ったところで
 「ご飯ができましたよ~」
 と言われてほとんどお役に立てませんでしたが・・・)

この綾部吉水は、ちょっと昔まではあたりまえに行われていた、日本の普通の暮らし方を体験してもらう体験型の施設として運営されていくそうです。



東風で今取り組んでいる新月伐採や伝統構法の家づくりのお話をさせていただいたところ、素晴らしい取り組みですねと共感して下さって、一昨日から現場で始まった壁土作りの写真(※)などもお見せして、再会を約束して辞しました。

(※)壁土作りについては、明日ブログにてご報告します。
   お楽しみに。



食に対する姿勢、収入と支出、暮らし方など、人間の生というものを見つめなおす根源的なお話をさせていただいて、とてもいい方に巡りあえたものだなぁと、感慨深く帰ってきました。

このところ、歳を重ねるごとに素晴らしい方々との知己を得ることが多く、縁の不思議さを実感します。

近いうちに、京都吉水にも寄せてもらおうと思っています。

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形が見えてきました

佐用町0429


 


 


 


 


 


 


佐用町0429-2


 


 


 


 



 


今日は、先月末に着工して1ヶ月経った、兵庫県佐用町のK邸リフォーム工事現場に行ってきました。


ゴールデンウィーク突入(?)に伴って現場へ向かう西行きの中国自動車道は大渋滞するかも・・・と心配していたのですが、うちの事務所からはほとんど影響なくてスムーズでした。
よかった。


 


大工工事がほぼ終わり、左官工事も下塗りが完了したので部屋の仕上がりの形がほぼ見えてきました。


すでにキッチンなど部分使用も始まっていて、クライアントのKさんは明るくなったリビングに大満足のご様子です。


こちらの提案に満足いただけた笑顔を見るのは、何よりも嬉しい瞬間ですね。
この仕事をしていて良かった、と感じます。


あと2週間くらいで工事もほぼ完了です。

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静岡にて

昨日の投稿に引き続き、静岡での話。
(と言っても、今は東京からこの記事を書いていますが)

静岡でもやはり新緑がとてもきれいでした。


材木を置いているストックヤードの脇でいくつか植物の写真を撮ったのでご紹介します。




やまぶき


 


 


 


 


 


 


 


 





 


上の写真は山吹の花です。
はらはらと軽やかな雰囲気の黄色が美しかったです。




朴の木


 


 


 


 


 


 




 


 


 


 


 







 



この木は朴(ほお)の木です。
朴の木の樹芯の色は緑がかっていて、この緑色が鮮やかに出るほど珍重されます。
朴の木の板は版画の際の版木として使われたりします。



朴の木は木材としての利用価値よりも、きっと葉の使い道の方が有名でしょうね。
飛騨の朴葉みそで使う朴葉を採る木と言ったら伝わりやすいでしょうか?
朴の葉は1枚1枚がとても大きいという特徴の他に、食品を保存する効能があるようです。


以前信州へ行った折には、この朴の葉の中におにぎりのようにくるんだちらし寿司をごちそうになりましたが、静岡の僕の田舎では柏餅を作る際にこの朴の葉で餅をくるみます。
昔の人はいろんな知恵を知っていたのですね。
感心します。

その朴の葉はこんなふうに(↓)木に生えています。
ちょっと変わった生え方でしょう?


朴の葉


 


 


 


 


 


 


 


 





 


 


今日と明日は東京都世田谷区内でリフォーム計画の打ち合わせと現場調査をした後、一旦静岡に戻り、伊丹へ戻ります。

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静岡に来ています

昨日から静岡に来ています。

現在、準備を進めている京都市内の伝統構法型新築住宅・N邸の木材の運搬作業の段取りをするためです。

静岡へ来てみると、ちょうどいい具合に昨秋に伐採した新月伐採材が山から搬出され、土場に整理されているところでした。

 

出材0424‐1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


土場に積まれた2008年晩秋伐採の新月材。
4ヶ月間の葉枯らし期間を経て、ようやく山から降りてきました。



今回出てきた木はどれもおよそ樹齢120~130年くらいの大きな木で、北斜面の標高900mという厳しい自然条件のもとで育った木のため、とってもおとなしくて目の詰まり方が良く、美しい材料です。

見ていて惚れぼれします ♪


出材0424‐2








こんな太い材料がゴロゴロしています。



出材0424

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真を見てもらうとよくわかるのですが、目の詰まり方が均一で細かく、申し分ない材料です。

このグレードなら吉野杉と比べても遜色ありません。
最高の材料です。



今回出てきた材料は来月から順次製材にとりかかっていきますが、この中でも特に長い材料(6m~9m材)は6月ごろに静岡市内で製材の見学会を行う予定です。

ぜひたくさんの方に製材の醍醐味を体験していただきたいと思っているので、また近々お知らせしますね。
どうぞお楽しみに。



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