京都市N邸で建て方が始まりました。
毎日準備などで駆けずり回っていますが、少しずつご報告していきます。
まず、加工させてもらっていた兵庫県三田市の西本製材所さんから、京都市内の現場に材料を運び込みます。
下の写真は、一番最初に積み込んだ通し柱(150×150)と大黒柱(220×220)です。
この写真は柱頭部分の仕口を写した写真ですが、各柱それぞれに取り合ってくる桁や梁の形が違うので、丸太にあわせたひかりつけがしてあったり、ビンタが伸びたりしています。
今回の現場では、通常では使わないようなたくさんの長材を使うので、乾燥時の材料管理・墨付け・刻みから搬入までとても大変でした。
上の写真は桁や棟木を現場でおろす作業をしているところですが、積んでいるのは4トンロングのトラックです。
荷台の上の作業員の方と構造材の長さを比べてもらうとわかると思うのですが、この材料は長さが8.6Mの1本ものです。
通し柱や大黒柱は、荷台の長さが5.6Mある4トンロングに載せても50CMくらいはみ出す程度で納まりましたが、桁・棟木は上に乗せ掛けて前後にはみ出させないと積みきれません。
通常であれば10トントラックで運ぶところですが、今回の現場ではとても10トントラックなど入れないので、4トンロングに何とか積み込んで僕が運転していきました。
明日は上棟1日目の報告をします。
どうぞお楽しみに。
木造建築 東風のサイトはこちら(↓)
(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を