2/4(立春)の事務所名称改称に向け、少しずつ準備を進めています。
そのうちの一つ、新しい事務所名を冠した看板の製作に取り掛かりました。
いつもこのブログを読んで、コメントを寄せてくださる愛媛県のKさんが、1/8の記事を読んで桜の板を贈ってくださり、先週の静岡への出張から帰ってくると、自宅に届いていました。
Kさん、ありがとうございます。
早速梱包を解くと、出てきたのはこんな表情の桜の古材でした。
この板、もともとは出書院の敷居兼床板として使われていた部材のようです。
これに、まずプレナーをかけて、そのあと仕上げていき、割れや木目の具合を見ながらカットしていって、こんな風(↓)に生まれ変わりました。
次はこれに事務所名を彫って、色を置きます。
この板、写真ではタテに置いていますが、タテ使いにするか横使いにするかはまだ決めていません。
というのも、実は東風という文字をある方に書いて頂けるようにお願いしているところで、来週あたりその方に会いに行ってこの板も見ていただき、書いてくださる方のイメージにお任せしてタテか横かを決めていただこうと思っています。
もちろん毛筆で書いていただくのですが、書いていただいた字を板に写して京都で彫刻してもらい、茶室の扁額のように緑青で着色する予定です。
出来上がるのが今から楽しみです。
また進んだらご報告しますね。
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