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国宝・高山寺石水院

2/11(祝)に京都市内で打合せが終わった後、久々に京都市右京区にある高山寺へ行ってきました。

ここは石水院という国宝(しかも世界遺産)建物の中にだれでも入ってのんびりできて気安く触ることができるという、稀な建物です。
しかも拝観料もとても安い。
ありがたいことです。

 

石水院1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


僕がこの石水院に来たのは2回目。
前回は大学卒業間近の時でしたから、もう今から15年も前です。
時が経つのは早いです。

この建物が建てられたのは西暦1200年前後のようですから、現在で築後約800年経過していることになります。
すごいことですね。

もともと、明恵上人というお坊さんが後鳥羽上皇から学問所として賜った建物だそうですが、ものすごい遊び心に富んでいます。
こんな考え方の建物に触れたのは初めてです。
(15年前に来たときは自分があまりに未熟すぎて、全然そんなところを理解できませんでした)

建物を見ただけでは得心できないところが多すぎたので、また母校の図書館に行って資料を探してみようと思っています。



ちょっと見には全然判らないと思いますが、とにかく材料とその扱い方がここ数百年の一般常識からはかけ離れています。

構造材・造作材のほとんどは芯去りの非常に良質な桧が使われていて、柱などは5寸5分角の四方柾もあり、ものすごく吟味されつくしたものであるにも関わらず、柱は釘穴だらけ。
まずこの釘穴の意味がわかりません。

石水院2





上の写真は鴨居と長押のアップ写真ですが、ともにこの上なく上質な桧の柾材で、長押は平滑にかんなで仕上げられているにも関わらず、鴨居の見付面は丸ノミではつって仕上げられています。
そしてこのハツリ目を活かす為に、通常は見付柾として木取りする鴨居を、ここでは見付杢(平柾)の材料として木取りしています。

これはおそらく天井板のラフな仕上げに合わせるためだったのだろうと思いますが、この天井板の由来がきっと何かあるはずです。
天井の形や表情・使われている部屋の格などから考えても、あの材料は只者ではありません。

しかし、その由来などについてはお寺で頂いたパンフレットなどには書かれていなかったのでまた今度調べてみることにします。

しかし古典にはいつも驚かされます。
やはり木造は奥が深い。

 

 

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自分の家を自分の手で建てたい

今日、うちの事務所に一人の大工さんが打合せに来られました。

この方は、「自宅を自分の手で建てたい」と考えていらっしゃいます。
で、さすが大工さんだけあって、

「材木はできれば(奈良県)吉野産の乾燥した木を使いたい。
 でも木材の見た目にはあまりこだわらない。
 だから節はあっても構わない」

ということでした。



で、建築工事費用はできるだけ安くあげたいので、知り合いの業者などに頼めるところは自分で直接発注して、無駄な経費を省きたい、とおっしゃっていました。

これって、ごくごく当たり前の考えですよね?

でもこういう考え方は、一般的に日本の建築業界では嫌がられます。
で、僕は今日、この大工さんにこう答えました。

「うちはいいですよ。
 一向に構いません。
 うちは、自分のところでこなした業務に対する報酬を払っていただければ、それで構いません。」

と。

それを聞いた大工さんは、心なしかちょっと拍子抜けしたような表情でした。
まさかいきなりそんな答えが返ってくるとは思っていなかったようです。



こういう特殊なご要望をお持ちの方は結構いらっしゃるようですね。
うちも過去に似たような事情の物件をいくつか引き受けさせていただいていますが、みなさん大体よその工務店さんなどで散々断られたり、相手にしてもらえなかったりして、うちにたどり着いたというケースが多いようです。

木材支給とか、大工さんは親戚の方にお願いするとか、電気工事は知り合いに頼むとか・・・。


確かにうちでもお断りすることもあります。

それは例えば、
「業務はやってほしい。でもそのお金は払いたくない」
「タダでいろいろ教えてほしい」
という要望です。
これには、正直なところお応えできません。

なぜならうちもビジネスで仕事をお引き受けしているのであって、慈善事業でやっているわけではありませんから。
当たり前ですよね?



でも、行った業務に対する適正な報酬をお支払い頂けるのであれば、分離発注だろうが部分発注だろうが、何でも問題ないはずですよね?

と僕は思うのですが、でもこういう考え方は現実的に日本の建築業界では嫌がられるのです。

とここまで書いてきて、ふと思いました。
これってすごくチャンスが転がってるってことじゃないですか!
これからこの手の話はどんどん増えてくるでしょうしね。



何だか、今年に入ってからお客さんにいいヒントをいっぱい頂いているような気がします。
頂いたからには、ちゃんとお返ししていかないといけませんね。

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民家フォーラムが開催されます

11/1(土)-2(日)の2日間にわたり、奈良県宇陀市で民家フォーラム2008が開催されます。
主催はNPO法人・日本民家再生リサイクル協会。

現在、同協会の近畿地区会員が定期的に集まって実行委員会を重ね、準備を進めています。



民家フォーラムは1998年から毎年全国各地で開催されていて、今年で11回目を数えます。

今年のテーマは空家の有効活用。
あえて奈良市内の観光地を避けて、奈良市内から1時間ほどの距離にある宇陀市を開催地として選んだのには理由があります。

人口減少に歯止めがかからない地方都市とそれにより増え続ける空家民家。
そして住人がいなくなれば解体される可能性が日増しに高まっていく古い民家を、もっと有効活用できないものか?という全国の地方都市共通の問題について、みなさんに考えて頂く機会を作るというのが、今回の民家フォーラムの目的です。



1日目のシンポジウムでは、基調講演にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した映画『もがりの森』で主演を努められた宇多滋樹さんを迎えます。
宇多さんは各地での講演活動の傍ら、奈良市内の町家でカフェも営んでおられて、古民家やまちなみを大切にするNPOの活動にも参画されています。

基調講演の後には、地元宇陀市内で古民家を店舗として使われている方やまちなみを残す活動を陰で支えている方などにご登壇いただき、みなさんにご紹介します。
静かな地方都市での地道な取り組みに、全国各地から来られるみなさんが耳を傾けることで宇陀のみなさんを応援したいと思っています。

当日は、なんと僕が11/1(土)の2人組司会のうちの1人を努めることになっています(汗)。
みなさん、どうぞお越し下さい。

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お清め

地鎮祭


 


 


 


 


 


 


 


 



ブログの更新がす~っかり滞ってしまい、申訳ありません。
現在、目前の業務に追いまくられててんてこまいしております(汗)。

特に問題が噴出したりしたわけではなく、ただ単にいろんなことが重なってきただけで体調も崩しておりませんのでご心配なく。
ただ、当分はこのような状態が続きそうで、ブログの更新ペースもかなりノ~ンビリしたものになりそうですのであらかじめお断りしておきます。



22(日)に、滋賀県大津市の現場で着工前の土地のお清めを行いました。

今回は神主さんなどは呼ばずに、この物件の施工を担当してくださる梓工務店の伊東社長がお酒とお塩を現場に撒いて、工事の安全を祈願。

その後、クライアントの T さんとともに、近隣のみなさまにご挨拶をして回りました。



昨日、無事建築確認も降りたので、11月末の竣工に向けてこれから工事がスタートします。
構造材をこれから2ヶ月かけて手刻みしてもらい、上棟はお盆過ぎの予定です。

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あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はあなたにこのブログを見に来ていただいたおかげで、その時々に応じた記事を何とか書き続けることができました。
心より感謝しております。

ふと気付いたのですが、昨年末でこのブログも開設後3周年を迎えました。
(最初の投稿は2004/12/29でした)
早いものですね。



僕がこのブログで書いていることは、

 1. 読んでくださった方にとってきっと役に立つ情報となるだろう、と感じたこと
 2. 個人的に感銘を受けたこと、考えさせられたこと
 3. 一般のメディア(雑誌・新聞・サイト)などでは得られないと感じた情報

などです。

毎回記事として書き始める前に、書く内容をこれらの自分自身の判断基準と照らし合わせてみることにしています。



ですから、記事として書く前に
「やっぱりこれは書くべきではないな」
と思って書くのをやめてしまう情報もたくさんありました。

また、日々の激務に追われて書けない(というか書く気持ちになれない)ということも頻繁にありました。



そんなこんなで更新も滞りがちになったりしましたが、
昨年同様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 


 

 

【今年の目標】


出来る限り忙しくしないこと
いつでもひまな時間をきちんと確保し続けること



楽して儲けたい、という意味ではありません
周囲の皆様に対していつも落ち着いた対応ができるように
そして自分自身も着実に成長して、
まわりの皆様に良い影響を及ぼしていけるように
自分のペースを守りたいと思います。

そうすることが、最終的には皆様のお役に立てることにつながる
と思うからです。



木造建築家 佐藤仁

古民家/石場建て伝統構法 を 高気密・高断熱で暮らしやすく
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愚直であること

本年も一年間、このブログを覗きに来てくださって、どうもありがとうございました。
僕がブログを書きつづけられているのも、あなたがこのブログを見に来て下さるお陰です。
心よりお礼申し上げます。



昨日、ようやく年賀状の第1弾を書き終え(140通/250通)、送り出しました。
一昨年から続いていたシリーズを一旦休止して、今年は封書で送りました。

「何で封書やねん?」

と思われるでしょうが、それは見ていただければわかります。
どうぞお楽しみに。
クロネコヤマトのメール便で、多分1/2か1/3に届くと思います。



さて一年を振り返ると、大変ありがたいことに今年もたくさんのクライアントのみなさまからお声をかけて頂きました。

業務の上では、今年はいろんな思い出深いことがありました。

独立後初の傑作と自負できる家もつくることができて、その家のクライアントも大変喜んでくださり、施工者ともとても良好な関係を築くことができた現場。
独立した当初からの夢であった、伐採の現場にクライアントに立ち会って頂く本格的な新月伐採を実施したこと。

その一方でいろんな失敗もありました。
様々なことを学ぶ機会もたくさん得られて、自身の考え方が大きくシフトした年でもありました。

そんな中、どんなことがあろうともずっと揺るがず、それどころか年を経る毎に自分の中でまっすぐに大きくなり続けているものが一つだけあります。



それは基本に忠実に、単純なことを愚直に守って物をつくり続けていくということの大切さです。
これは他人に伝えるのにとても長い時間がかかり、一番難しい事ですが、物作りにおいては一番大切なことです。

デザインの表面的なこと、技法や納まりなどは口で説明して伝えることができますが、この根幹に関してはどうしても言葉では伝える事ができません。

何度も何度も同じことを繰り返す事によってしか会得できないものです。



今日新幹線の車中である本を読んでいて、
「個性とは愚直から生まれる」
というくだりを目にして、あぁその通りだなぁとしみじみ思いました。

『あらゆる道には型というものがあり、その型に愚直にあたっていくことが目的への最短ルートになり、さらにその目的に近づくころには個性が自然と生まれている』
と、その本には書かれていました。

なかなか現代には受け入れがたいやり方だと思いますが、これを身につけると強いですよね。
(というか、最終的にはこれを持っているかいないか、ということしかないと思いますが・・・)



個性というのは出そうと思ってひねり出しているうちはただの嫌味でしかなくて、出さずにおこう出さずにおこう、と意識して抑えていてもそれでもにじみ出てしまうというのが個性の本来の姿だと思います。

来年も、その次も、これからず~っと先まで、僕の中での不動のものとして守りながら、物をつくり続けていけるように精進していくつもりです。



今年も1年間どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

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民家を社宅に

昨日の日経新聞朝刊に興味深い記事がありました。

昨年(だったかな?)世界遺産に登録された、島根県石見銀山の麓・大森町という町にに中村ブレイスという義肢装具をつくっている会社があるそうです。
記事によると、中村ブレイス社は島根県太田市という田舎町(※)を拠点(;本社)に、欧州など十数ヶ国に製品を輸出している企業だそうです。
(※誠に失礼ながら、話を判りやすくするために
  このような表現にさせていただきました。
  ちなみに僕は大森町へ行ったことがあります)

石見銀山に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、大森町は伝統的建造物群保存地区(通称:伝建地区)に指定されていて、こんなまちなみが残っています。

で、この中村ブレイス社では、
何と!
大森地区にある30棟もの古い民家を買取り、まちなみを保存しながら一部を社宅として使っているそうです。

拍手~!!!

すごいっ!
この会社の社長さんにぜひ会いに行きたいです。

地方の小さな町に本社を構えて世界を相手に商売をしているというスタンスも大変素晴らしい(地方都市での雇用の創出、都市部への労働人口流出に歯止めをかけている)というのに、さらにその社員のための住居として、古い民家を利用してまちなみ保存に貢献するとは・・・。

今後、古民家再生はこれまでとは少しずつ違った形での展開に変わっていくと思います。
そのお手本となるような取り組みですね。
ホンマに素晴らしい・・・。

僕もこういう取り組みを始めないといけないなぁ、と身につまされました。

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涼のおすそわけ-#2

昨日は暑かったですね。

現場へ向かう道中、広島・岡山方面へ向かう車で高速道路や有料道路は大渋滞でした。
帰省で遠方へ行かれるみなさま、どうぞお気をつけて。

昨日の第4試合では南北海道代表の駒大苫小牧が初戦敗退(ショック・・・)。
これでもう僕の今年の高校野球は終わってしまったような気がします。
駒大苫小牧のみなさん、おつかれさまでした。
また来年、いい試合を見せてください。

上の写真は、西宮市の甲山の中腹にある西宮市北山緑化植物園です。

造園に使う樹種の確認のためにこの植物園へ行って、みんなでハイキングコースを歩いたのですがこの木陰の道は涼しかった~。

子供はとっとこ森の小道を走っていって、みんなを先導(扇動?)してくれました。

残暑お見舞い申し上げます。

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古い?新しい?

2週間ほど前のことですが、仕事の打ち合わせが終わった後、京都市左京区にある曼朱院門跡へ行きました。
このあたり(北白川・修学院近辺)には詩仙堂や修学院離宮、白沙村荘などもあり、美しい建物がゴロゴロしています。

曼朱院門跡へ行ったのはすごく久しぶりだったので、どんな建物だったかすっかり忘れていましたが、やはり美しかった・・・。
今回は特に屋根を詳しく見てきました。

上の写真は小書院(こしょいん)の外観です。
杮(こけら)葺きの屋根で、華奢で繊細な雰囲気を出すために、勾配は3寸とゆるめでした。
起り(ムクリ)はついていません。
軒がちょうどいい感じに低く抑えられていて、とても繊細でした。

一方、下の写真は大書院(おおしょいん)の屋根です。
材料は同じ杮葺きですが、屋根勾配も5.5寸~6寸(推定)と小書院よりも勾配をきつくして、大らかな感じを出すために少し強めのムクリをつけています。

大徳寺高桐院(京都市北区)の書院もこれと似たような屋根ですが、僕はこんなやわらかい感じの屋根が大好きです。

曼朱院門跡は、桂離宮の造営と同時期に、同じ人が同じ材料を用いて作ったと言われていて、桂離宮と似たところが多々あるそうです。

最近仕事の関係で京都に行く機会が多く、少し時間が空くとすぐにお寺を観に行ったりするのですが、久しぶりにいろいろと実測して回りたくなりました。

名建築の実測は何よりも一番勉強になります。
建物をつくった棟梁の考えたことが、実測すると手に取るようにわかりますからね。
少しずつ、少しずつですが、もっともっと研鑽を積んで、みなさんにより美しい建物をご提供できるように頑張ります。

昨日の晩、西宮市内で竣工した建物のクライアントと現場で少し話をしたのですが、今回できた建物をみて

「変わった家ですよね。
何だか、古いんか新しいんかようわからんような家ですね」

と評されました。
そう言われると、どの家もそうかもしれません。

この記事の前半を読んでいただいてもお分かりのように、僕は日本の伝統的な建物のつくり方を強く意識しています。
僕の設計する建物は、手法やセオリーが伝統的なものに基づいていて(もちろんアレンジを加えていますが)、使う材料は現代的なものなのできっとそう言われるのでしょう。

【お知らせ】
総2階平屋建てみたいな家、構造見学会を開催します(7/7・土)
詳しくはこちらをご覧下さい

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久々の・・・

ここ数日、クライアントのHさんと毎日毎日打合せをしています。
現場は京都市内ですが、京都・大阪・伊丹などで転々と。
今日も昼から京都で打合せです。

朝は毎日西宮市内で竣工間近のM邸へ行って、まず職人さんと打合せを済ませてからHさんとの打合せ場所へ向かいます。
このHさんはフランス在住の方(現在、3週間の一時帰国滞在中)なので、その間に集中していろんなことを決めていかなくてはならず、毎日毎日打合せを重ねているというわけです。

このような(スケジュール過密)状態はもう少しの間続きます。
なにぶん時間的な余裕が無いので、各方面のみなさまに充分な対応ができずご迷惑をおかけしております。
どうもすみません。
ブログの更新もなかなかできないと思いますが、少しお待ちくださいね。

このHさんのお宅の打合せに関しては、うまくクライアントの意向に沿った提案ができるかどうかという点について最初は少し不安でしたが、Hさんのデザインのお好みと僕の提案との間にズレがほとんど無くて、現在までのところ非常にスムーズに設計の打ち合わせが進んでいて、ホッとしています。
Hさんもここ数日の打合せで、自分のデザインの好みに沿った提案が出てきていることにかなり安心されたようで、言葉の端々にそれが現れてきています。

Hさんは京都の数奇屋風のデザインがとてもお好きなようで、僕も久しぶりに数奇屋風のデザインができることをとてもうれしく感じています。
下のスケッチは浴室とサウナのための離れの外観スケッチです。

平屋で寄棟屋根の、小さいけれどむっくりしたかわいらしい感じの建物を、たくさんの樹木が植えられている静かな庭にそっと置いてあげるイメージです。

ゆっくり机の前に座って正確な図面を描いている間がないので、鉛筆でざっと描いてみたのですが、立体的なイメージがHさんにもうまく伝わったようで満足されていました。
よかった、よかった。
(画像をクリックすると拡大表示できますが、稚拙な絵なのでお恥かしい限りです)

【お知らせ】
今月末に奈良県御所市でまちなみを見学するイベントを開催します。
詳しくはこちら

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