20-22の3日間にわたり、静岡へ行ってきました。
目的はもちろん、今年の新月伐採に立ち会うためです。
今年の伐採現場は標高900m、北斜面、平均斜度40度以上?というような険しすぎる場所です。
現場からの景色は上の写真のようにすばらしく美しい!のですが、山の尾根付近なので風も強くてとにかく寒かった・・・。
足元にはこんな気合の入った(↓)霜柱が1日中解けずに残っていました。
ぜひ画像をクリックしてよ~く見てください(笑)。
この現場での伐採作業は本当に危険です。
こんな風に斜度のきつい場所で、次々に丸太を倒していきます。
作業をして下さっている林業家のみなさんには、本当に頭が下がります。
たまに丸太が滑り落ちてしまうこともあり、本当に冷や冷やします。
今回の伐採現場見学に大阪から参加してくださったKさんも、林業家にサポートしてもらいながら、チェーンソーを使って木を伐らせてもらいました。
今回の伐採にはうちの女性スタッフも同行したのですが、彼女たちもチェーンソーで伐らせてもらったり楔を打ち込んだりして、貴重な体験をさせてもらいました。
上の写真でKさんとスタッフが伐らせてもらった木がこれです。
年輪を数えてみると、樹齢119年でした。
根元の直径は80cmもある大径木です。
目がとても詰まっていて、心材(赤身)の色もきれいなとっても良い材料でした。
この木、どうやって使おうかなぁ・・・。
赤身だけを使った大黒柱なんてめちゃめちゃ面白いかも♪
すごい材料が採れそう・・・。
画像をクリックして拡大すると良くわかるのですが、伐った木には全て個別番号を打っています。
この番号を使って、いつ(年月日)・誰が伐採し、どの山から出た材料か?ということがわかるようになっています。
来年初夏の製材が今から楽しみです。
【お知らせ】
11/29(土)-30(日)の2日間、滋賀県大津市で新築住宅の完成見学会を行います。詳しくはこちらをご覧下さい
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