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西宮市2世帯住宅 断熱と木工事

先週は一度もブログの更新ができませんでした。
いつも覗きに来てくださる皆様、どうもすみません。<(_ _)>

出張先や現場などでいろいろとネタが溜まってきているので、今週はこまめにアップしていきますね。

またどうぞ覗きに来て下さい。

 

断熱材1128 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西宮市内で工事中の2世帯住宅の現場/Y+K邸では内装工事が進んでいます。

上の写真は、2階大屋根の軒裏に断熱材(パーフェクトバリア)を充填したところです。
白い部分が断熱材です。

今回は厚み100mmのものを使っています。



いつも思うのですが、断熱材ってもっといいものが絶対できると思うんですよね。

現時点では、杉皮を再生したフォレストボードがかなりいい線行っているんですが、断熱性能が今ひとつというところがちょっと難点です。



と言っている一方でこんなことを言うときっと理解されにくいと思うのですが、【断熱性能】という考え方自体が間違っているんじゃないか、と僕は思っています。

おそらく人間が考え方・生き方を変えることが、もっとも良い解決策なのでしょう。

200年後にはきっと
「なぜ21世紀の人たちは、あんな風に考えたんだろう」
って思われるんだろうな、なんて・・・。



床板1128

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ現場の1階では大工さんが床板を張っていました。
厚み35mmの国産杉のフローリングです。

内装の天井下地組み作業もほぼ完了して、だんだん家らしくなってきました。



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世界に、300年先も美しい風景を

屋根面の断熱と通気

先日書いたように、小屋裏を全て化粧材とするデザインの場合、屋根面の断熱をどうするか?という工夫が必要になってきます。

うちでは垂木を2重にして、野地板の上に断熱材を敷き詰め、さらにその上を空気が通り抜ける仕組みにして熱気が階下へ降りてくるのをできるだけ防ぐようにしています。
(それでも真夏の日射は防ぎきれるものではありませんが・・・)


断熱


 


 


 


 ↑ 上の写真は、化粧野地板の上に断熱材を敷き詰めた様子


通気


 


 


 


軒先の野地板に細いスリットを切って、そこから空気が断熱材の上を流れていくように通気層をとっています。

断熱のことだけを考えると、もっといい方法はいろいろとありますが、デザイン的にも美しく、性能面でもある一定のラインを確保しようとするバランスを考えると、現在のところはこのような納まりを標準としています。

参考まで。

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