先月中旬に上棟が済んだ、大阪府堺市の伝統構法・石場建て長屋門。
4月末に無事屋根の瓦が葺き上がりました。
施主のKさまと、約1年かけてじっくり相談&打合せをし、軒は低く抑えて強めのむくりをつけ、やさしい感じにしました。
手を伸ばせば瓦に手が届く高さ。
お客様をやさしく出迎えてくれる新しい門の風情は、既存の母屋や蔵の印象もほんの少し変わった気がします。
連休明けからは竹小舞を編む職人さんが、壁の下地を編み始めます。
荒壁が付いたらまた一段と完成形にちかづいていくので、今から楽しみです。
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