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7/13(日) 奈良県で石場建て伝統構法の構造見学会を行います

直前のお知らせになってしまいましたが、構造見学会開催のお知らせです。

7/13(日)に、奈良県宇陀市室生区内で、工事中の石場建て伝統構法の構造見学会を開催します。
開催時間は13:00~16:00の3時間。
同業者さまの参加も歓迎します♪

この建物の現在の状況は、屋根仕舞が終わって、竹小舞搔きも完了し、1週間ほど前に荒壁をつけたところで、裏返しはまだしていません。

つまり、壁の片面は土壁が塗りつけられているけれど、反対面にはまだ竹小舞が見えているという状態で、石場建て伝統構法の構造見学会としては、まさにうってつけの状態です。

構造材はすべて天然乾燥の国産の杉と桧だけを使っています。

以下に現場の写真を添付しておきます。

外観(↓)

structure_event02

 

内観(↓)

structure_event01

 

荒壁(↓)

structure_event03

 

裏返し前の竹小舞下地の状況(↓)

structure_event04

お申し込みの際には、必ず以下の情報を書き添えてinfo@mokuzo-architect.jp (担当:佐藤仁)までメールを送って下さい。

送って頂きたい情報など
1. メールの件名に必ず 【構造見学会参加希望】 と書いて下さい。
2. 参加代表者様のお名前
3. 参加人数合計
4. 現場までのアクセス方法(車が断然便利ですが、公共交通機関でもなんとか来られます)
5. 当日連絡のつく電話番号

直前のお知らせになってしまい、申訳ありません。
みなさまからの参加お申し込み、お待ちしております。

※この家の建て方の時の様子は、こちらのページでご紹介しています。

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1年検査

大津

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土曜日に、竣工後の1年検査で大津市のTさん宅へおじゃましました。

今日も寒いですが、土曜日も寒くて、早速上の写真のように薪ストーブが活躍していました。



1年検査の時には、たいてい建具に狂いなどが生じていることが多く、微調整が必要になります。

反ったり、傾いたり、きしんだり。
狂うといってもほんのちょっとだけなんですが、やはり木は生き物なので、四季を通じて動くんです。

木ではない昨今の建材メーカー製建具では、こういった狂いもほとんど生じないのですが、でもやっぱり建具は木で作りたいですよね。

汚れも付きやすいし、掃除もしにくいし、利便性においては決して優れているとは言えないんですが、木製建具にはそれを超える魅力があるんでしょうね。



Tさん宅の設計をしている時に生まれた女の子が、もうすぐ2歳になろうとしています。
すっかり大きくなって、よくしゃべるようになっていました。

Tさんが設計の時に仰っていましたが、家の年齢と子供の年齢が同じというのは、何か感慨深いものがあります。

設計者としては、末永く愛される家であって欲しいものです。



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民家を社宅に

昨日の日経新聞朝刊に興味深い記事がありました。

昨年(だったかな?)世界遺産に登録された、島根県石見銀山の麓・大森町という町にに中村ブレイスという義肢装具をつくっている会社があるそうです。
記事によると、中村ブレイス社は島根県太田市という田舎町(※)を拠点(;本社)に、欧州など十数ヶ国に製品を輸出している企業だそうです。
(※誠に失礼ながら、話を判りやすくするために
  このような表現にさせていただきました。
  ちなみに僕は大森町へ行ったことがあります)

石見銀山に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、大森町は伝統的建造物群保存地区(通称:伝建地区)に指定されていて、こんなまちなみが残っています。

で、この中村ブレイス社では、
何と!
大森地区にある30棟もの古い民家を買取り、まちなみを保存しながら一部を社宅として使っているそうです。

拍手~!!!

すごいっ!
この会社の社長さんにぜひ会いに行きたいです。

地方の小さな町に本社を構えて世界を相手に商売をしているというスタンスも大変素晴らしい(地方都市での雇用の創出、都市部への労働人口流出に歯止めをかけている)というのに、さらにその社員のための住居として、古い民家を利用してまちなみ保存に貢献するとは・・・。

今後、古民家再生はこれまでとは少しずつ違った形での展開に変わっていくと思います。
そのお手本となるような取り組みですね。
ホンマに素晴らしい・・・。

僕もこういう取り組みを始めないといけないなぁ、と身につまされました。

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木曽のみんながつくってくれる大阪の家  構造見学会を開催します

大阪府四条畷市内で建築中の現場の構造見学会を開催します。

開催日:2006/11/26(日) AM11:00開始 (終了予定時刻 13:00)
開催場所:大阪府四条畷市

この家は、すべて国産の木材(主に長野県木曽周辺産。ひのき、杉、ヒバ、赤松、唐松)をふんだんに使い、仕口や継手には金物を使わずに栓(せん)を打ち込んで止める、昔ながらの手刻みの組み方によって建てられています。

詳しくはこちらのページでご確認下さい。

 

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