奈良 東風」タグアーカイブ

森の仲間

ゴールデンウィークもついに今日で最終日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
僕は相変わらず、ゆるゆると静かに仕事をしております。

お休みモードということで少しリラックスして、木や竹を使って森の動物たちを作っている方の作品をご紹介します。

下の写真は先週行ってきた奈良県宇陀市室生区にある、ふるさと元気村で見かけた竹を使った昆虫の作品です。

森の動物1

 ↑ のこぎりくわがた。
今にも動き出しそうですね。

森の動物2

 ↑ こちらはサワガニ。
軽快な足取りやはさみの感じなど、サワガニの特徴をよく捉えていますね。

上の作品は竹造形作家の峙(そわ)博泰さんの作品です。

下の写真は、春先に吉野で頂いた、チェーンソーアートの梟(ふくろう)です。
奈良市内でご自宅を建てられる予定のOさんのお義父さん・福本雅文さんの作品。

なんとこれ、吉野杉の丸太からチェーンソーだけで削りだして作っているんですよ
(はじめてみた時はおどろきました!
 っていうか、今見ても信じられない・・・)

森の動物3

ふくろうは森の神様とか賢者と言われて喜ばれるとか。
(ふくろう→不苦労/福篭:福がこもる、などともじることもあるようで)

芯持ちで未乾燥の杉を使って作られていたので、乾燥したら割れてしまうかも・・・と心配していたのですが、どうやら大丈夫そう。

頂いた時はまだ水分が多くて、畳の上に一晩置いておいたら畳が湿っていました(笑)。

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世界に、300年先も美しい風景を

樹齢300年の桜

先週末、奈良県宇陀市に行ってきました。

日本民家再生リサイクル協会で今年の11/1・2に開催を予定している、民家フォーラム2008の取材のためです。



宇陀市内には、松山地区という伝統的建造物群保存地区に指定されている古いまちなみが残っています。

このまちなみ保全や、地元で開催されている伝統的なお祭りなどについて、関係者の方にお会いして詳しいお話を伺っています。



今回お話を伺うことができたのは、

〇 あきの蛍能
〇 田原/菅原神社の火祭り

の関係者の方です。

蛍能というのは、6月に神社の境内にある能舞台で開催される能で、合間に蛍を放すそうです。
もちろん、開催は夜間。

能と蛍という組み合わせにとても興味を覚え、ぜひ今年の開催日には行ってみようと思っています。
今年は6/21(土)に開催されるそうです。


又兵衛桜


 


 


 


 


取材の合間に、有名な又兵衛桜(またべえざくら)を見に行ってきました。
推定樹齢は約300年だそうです。

さすがに若い桜のような勢いは感じられず、
「あと何年桜を拝ませてくれるのかなぁ」
と行く末を少し心配してしまいましたが、300年とはすごいですね。

この日の宇陀市は全域でちょうど桜が満開で、とてもきれいでした。
何気ないあたりまえの農村風景が、新緑と桜と春の陽気もあってとても美しく感じられました。

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高桐院のもみじ

昨日はクライアントとの打合せで京都へ行っていました。
このところ週に3日くらい京都へ行っています。
今月からは少し落ち着くと思うのですが、それでも週2回くらいは行くことになります。
来年はご依頼を頂いている関係から、京都へ行く機会がもっと増えそう・・・。

冒頭の写真は大徳寺高桐院で写したもみじです。
雨に打たれて落葉したもみじが庭一面の苔の上に降り注いでとてもきれいでした。
高桐院は普段はとてもマイナーで静かな落ち着いた塔頭ですが、この時期はすごい人・人・人・・・です。
みなさんよく調べて来られるのですね。
人があふれる高桐院は僕にとっては何だか少し違和感を覚えます(笑)が、京都でも屈指の美しいお寺です。
僕は以前勤めていた職場(鈴木工務店)の目の前だったので、もう30回くらい行っていると思いますが、いつ行ってもいいですね。

本当はもっと別の美しいアングルがいくらでもあったのですが、お客さんが多すぎて、今回は地面に落ちたもみじの写真をあなたにおすそ分けすることにしました。

京都の紅葉はここ1-2日がもっとも美しい時期でしょうね。
昨日の比叡山は燃えるような色で、その美しさに心を奪われました。

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座談会で東京へ行ってきました

もう8月です。
何と早いものですね。

今週の月火と東京へ行ってきました。

NPO法人・日本民家再生リサイクル協会(以下JMRA)の設立10周年記念雑誌に掲載する記事として紹介する座談会を開催するので、そのメンバーの一人として出席してほしい」

と、有難いお誘いをいただき、東京都千代田区にある同協会事務局に行ってきました。
JMRAのきのう きょう あした」と題された座談会には、全国各地から僕を含めて8名の方が出席されました。

これまでのJMRAの10年の活動を振り返って、各々が印象深かったイベント・出来事などを話し、今後協会としてどんなことを為すべきかということも話し合いました。

それぞれにいろんな出来事を振り返ってお話くださいましたが、みなさん共通していたのは、
「この協会を通じて人の輪がぐんと広がって、いろんな人と交流できたことが一番うれしかった」
ということでした。

ボランティア活動をしている団体、と聞くと
「胡散臭そう」 「ボランティアなんて嫌や」
とか、
「結局、業者の団体でしょ?」
と思われる方も多いと思います。
( ↑ 僕も入会後1年くらいまではそんな風に思っていました)

でも、実際はボランティア活動をすることは一方的に献身することではなく、
活動に参加することで自分自身もとても大きな喜びが得られるものです。

座談会に参加したメンバーの一人がおっしゃっていました。
「こういう仲間は、勤務している会社内や取引先では得られない」
まさにその通りです。

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