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京都市N邸 刻み開始しました

モルダー完了1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日からいよいよ、京都市N邸の構造材の刻みが始まりました。
1月に静岡から持ってきた材料に修正挽きを行った後、モルダーで仕上げられて製材所に材料が帰ってきました。

とっても鮮やかなサーモンピンク色(?)に仕上がっていて、なんだかとてもビックリです。
( ↑ もちろん、良い意味で)

 

背割り

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真は、通し柱に背割りを入れている作業中の大工さん。
今回の現場の刻みは、この大工さんにお任せしています。

今朝は3時間くらいかけて、じっくり大工さんと仕口や継ぎ手などの細かい仕事の方針について、まず打合せを行いました。
隣で話を聞いていた製材所の専務さんも途中で話しに加わったりしながら、ボチボチ進めていきます。

 

モルダー完了2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真は一旦モルダーという機械で荒削り(と言っても昨今はこれで最終仕上げの場合がほとんどですが・・・)が完了した2階の床梁です。

おとなし~い上品な表情の6Mの梁と通し柱です。
見ていてうっとりしてしまいます。
樹種は全て杉ですが、赤身の部分が大きくて魅力的です。

また進行状況を随時ご報告します。

 

 

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車椅子利用者を想定した洗面ボール

昨日は西宮市内に2世帯新築住宅を計画中のYさん+Kさん親子(←あやうくKYさんと書きそうになりました。汗)と一緒に、大阪市内のABC商会さんへ一体成型型の洗面ボールを見に行きました。

数年前からこの商品をカタログで見て知っていたのですが、実物を見るのは初めてです。
材質は人造大理石でした。


洗面ボール1


 


 


 


フォルムが独特なので、最初は
「これってどうなん?」
と、ちょっと斜に構えたような見方をしていましたが、ショールームの女性の方が説明をしてくださったおかげで、この形になっている理由が良くわかりました。

この形は見た目のデザイン優先で作られているものとばかり(僕が勝手に)思い込んでいたのですが、実はそうではなく、人間工学に基づいてつくられた形なんだそうです。

いろんなディテールについての説明を受けて、なるほどなぁ・・・と感心してしまいました。

この商品、実は価格もお手ごろでなかなか良いです。



いろんな形の商品があって、比較しながら見せてもらいました。


洗面ボール2 


 






今回見た中で、性格が異なる2機種が最終候補として挙がり、
「どちらにしようかなぁ・・・」
とKさんが頭を悩ませていました。

ひとつは、今使いやすい商品。
もうひとつは、5年後くらいにはこっちの方が使いやすくなるかも・・・という商品
( ↑ お体の具合の都合です)

そこでひらめいた僕は
「今回は2世帯住宅ですから、1回にこれ、2階にそっちの商品をそれぞれ設置して、将来状況が変わってきたら1階と2階の洗面台を入れ替えたらどうですか?
そうすれば工事費用はかかるけれど、商品はそのまま使えますよ」
と提案。

そうしましょう~♪ ということに落ち着きました。
2世帯住宅も結構面白いかも、と感じました。

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