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はやく実現してほしい技術

12/8(月)の日経新聞朝刊に、住宅用の大容量電力蓄電池実用化に関する記事が掲載されていました。
これは早く実現してほしい技術です。

今は太陽電池を取り付けても、発電した電力を貯めておくことができないので、余剰電気は電気会社に売る形をとっています。

こういうシステムだと、いつまで経っても街中から電柱や電線がなくなりません。

北の国からの黒板五郎の家じゃありませんが、電線が引かれていない電力完全自給の家にすごく憧れてしまうのは僕だけでしょうか?
(かといって、実は太陽光発電パネルは美観がよろしくないので個人的には好きではないんですが・・・)



美観だけのことを考えると、電線を地中埋設してくれたらいいんですが、
「お金がかかるから」
という理由で、ごく一部の地域(伝建地区や美観地区など)を除いて地中埋設もしてもらえません。

と、ここでいま調べてみて判ったんですが、芦屋の超高級住宅街・六麓荘では一番最初の土地区画・開発の段階から電線の地中埋設を行っていたようです。
さすがですね。

ウィキペディアの六麓荘の解説を読んでいると、街なみの景観保護を目的とした自主的な規制内容に結構興味深いことが書いてありますよ。

軒高最高7mとか、商店・マンションは一切建築禁止等々。
美しい景観を守るのには、やはり大変な苦労が伴いますね。

 

 

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

太陽光発電パネルを併設した、高気密・高断熱住宅の一年間の実績結果を公開

サトウ都市環境デザインで設計させていただき2005年2月に竣工した但馬の家では、太陽光発電パネルを併設しました。

もう住み始めて1年になるのですが、つい最近この家のご主人が太陽光パネルの発電結果の集計を詳細にご報告してくださったので公開します。
(公開にあたっては、ご主人の許可を得ています。
 Aさん、どうもありがとうございます)

この家は、

 ○ オール電化住宅
 ○ 給湯器・空調機(床暖房も含む)の熱源にはすべてヒートポンプ方式を採用
 ○ 次世代省エネ基準と新省エネ基準との中間程度の断熱性能をもった、高気密・高断熱住宅
 ○ 深夜電力を使って24時間暖房を行う、蓄熱式床暖房システムを備え
 ○ ほとんどすべて(一部の合板を除く)をムクの国産杉材(多くは奈良県・吉野産/構造材に関しては100%)でつくった

環境にやさしい木の家です。

設計段階で、できるだけ省エネルギーで快適な生活ができるように、とシミュレーションを重ねてつくった家なのですが、その成果が出ています。

詳しいデータをご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。
(別ウィンドウでPDFファイルのページが開きます。
 閲覧にあたっては、アクロバットリーダーが必要です)

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