夏だからでしょうか?
最近、
「どうやったら、エネルギーを使わずに涼しく快適に過ごせるだろうか?」
ということばかり考えてしまいます。
そんな中、どうしても欲しくなってきたのが、【井戸】。
あのギッコギッコとやると、ドバーっと水が出てくるやつです。
まぁ別に手押しでなくてもいいのですが。
飲用に使う場合、今の井戸はほとんど電気式のポンプでくみ上げて、普通に蛇口から出るようにして使います。
でも、手押しポンプがあって、そこからは冷たくてきれいな水がたっぷり出てくる家ってすごく魅力的だと思いませんか?
昨年水道局で教えてもらったのですが、井戸には深井戸と浅井戸があるそうです。
浅井戸は深度10mくらいの井戸で、雨が降ったりすると水が濁るなど、周囲の環境の影響を受けやすいそうで、主に洗濯などの生活用水につかうそうです。
一方、深井戸は深度50m以上のものを指すそうで、こちらは雨が降ったりしても水が濁ったりすることはないし、河川の水が枯れたりした時でも深井戸の水は簡単に枯れたりしないそうです。
主に飲用としては深井戸が向いていると聞きました。
なぜ欲しいのか?
それは、
1. 冷た~い水がいくらでもタダで使える
2. とにかく、おいしい水が欲しい
という2つの理由からです。
以前、比良山(ひらさん)という滋賀県の山に友人と登って下山した時、登山口のふもとにある料亭では、門前に流れているせせらぎで、エビスビールをケースごと 「ドボン」 と比良山から湧き出る冷たい沢の水に浸して冷やしていました。
登山が終わってくたくたの状態でそれを見たとき、
「やばすぎる・・・。
あんなにダイレクトで魅力的な看板が他にあるだろうか・・・?」
と強烈に脳裏に焼きつきました。
どうやら僕は水に惹かれてしまうようです。
今チラホラとサイト検索してみたところ、家庭用の井戸は100万円弱くらいで掘ることができるようです。
水をくみ上げて普通に使うだけではなく、井戸水の冷気を使って緩やかな冷房ができるようにすれば、100万円は決して高くないのでは?なんて考えてしまいます。
まぁ、そんなに大そうなシステムを考案しなくても、井戸水をたらいに満たして、そこにポチャンと両足を浸して
「冷メタ~イ!」
と言いながら、ボーっとするだけでもいいんですけどね(笑)。
先日調査を行った古民家の裏庭には、崖の中腹に200m横穴を掘って山から地下水を採り出している水場がありました。
そこで飲ませてもらった水はやっぱりとっても美味しくて、チョロチョロと、しかし絶え間なく流れてくる自然の恩恵に豊かさを感じました。
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