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ボランティア活動を通じて得られるもの

僕は、特定非営利活動法人・日本民家再生リサイクル協会の理事を務めさせてもらっています。

 

今となっては正直に言ってしまいますが(笑)、当初僕がこの協会に入ろうと考えた動機は、

「もしかしたらこの協会を通じて、仕事(建築設計)の依頼が来るかも♪」

という、ヒジョ-に不純な動機からでした(←ゴメンナサイ)。
そうしていろんなボランティア活動に携わっているうちに、そうそうウマイ話があるわけもなく、これは仕事にはならないとよく判りました。
つまり、淡い虚無感が生まれてきたのです。

しかしその一方で、次々に生まれてきたものもあります。
それは

『た~くさんのトモダチ』

です。



僕の年賀状の枚数は年々増えつづける一方なのですが、ボランティア活動に携わり始めてから、毎年3種類の年賀状を作っています。

 1 家族、親族、ごくごく親しい古くからの友人向け
 2 ビジネスの取引先向け
 3 ボランティア活動を通じて知り合った友人向け

の3種類です。
ビジネスの取引先向けの年賀状はあまり増えない(←ダメじゃん?)のですが、3番目のボランティア活動を通じて知り合った友人向けの年賀状が、すごいペースで増えつづけています。

先週末金沢へ行ったのも、上記協会主催のイベント・民家フォーラムに参加するためでしたが、もう少し正確に言うと、

  「フォーラムに参加するため」

ではなく、

  「フォーラムに伴って開催される、懇親会(=飲み会)に参加するため」

というのが、偽らざるキモチです。
何せ、全国各地から当協会の活動に参加している方々が一同に会するわけですから、やっぱり普段なかなか会えない人たちと酒を酌み交わして、いろんな話をしたいわけですよ。
そこで今回も、懇親会会場を縦横無尽にお酌してまわって親交を深めてきたわけですが、僕がボランティアを通じて得ている最大の財産は、やはり

「トモダチ」

です。

特に僕のように、生まれてこの方十数回にわたる引越しをして、全国各地を流転している(と言っても、別に夜逃げしているわけではありませんよ)ような人間にとっては、トモダチが一番大切な財産であり、心の支えなのです。

 

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世界に、300年先も美しい風景を