最近よく感じることがあります。
それは、「身のまわりに虫がいない」ということです。
僕は子供の頃、静岡で育ちました。
特に静岡にかぎったことではないのだろうと思うのですが、僕がまだ小さかった頃(1980前後)自分の家の周りには生き物が豊富にいました。
庭の石をひっくり返せば、ナメクジやこおろぎやミミズは何匹もでてきたし、家の中で甘いものをこぼしたりすると、数時間後には蟻の行列ができたりして、
「こいつらどうやってそんな情報仕入れてくんの?」
と、とても不思議に思ったものでした。
近くの空き地でバッタやかまきりを捕まえたり、シマヘビに驚いたりしたものです。
そういえば、梅雨時期に決まって見られた、田んぼから出てきて車に踏みつけられたアマガエルの事故も全然見かけなくなりましたね。
(生き物がキライな方へ:なんだかグロテスクな話ですみません)
他にも、近くの池にミズカマキリやミズスマシなどは結構いたし、小鮒やドジョウ、アメリカザリガニなどを捕まえてはジンマシンを発症して、母親に
「仁はドブに入ったらダメ!」
とよく怒られては、それでも聞かずにドブで遊んでいたものでした。
そんな中でふと思い出したのが、
「オケラ」と
「15cmくらいあるショウリョウバッタ(キチキチバッタ)」
です。
ここ数年、全然見ていません。
どこに行っちゃったんでしょうか?
それとも僕が目にしていないだけ?
護岸はコンクリートで固められ、家の周りには土がめっきり無くなってしまったし、田んぼは減っているし・・・と彼らのいそうな環境が無くなってしまったことが原因でしょうね。
地球は大丈夫なんだろうか・・・とちょっと心配になってきます。
たまに着工前の現場で作業をしていると、小さなバッタを目にすることはありますが、トノサマバッタは見ないですねぇ。
最近、うちの子供は
「ねぇ、お父さん、カブトムシ買いに行こうよ~♪」
なんて言うので、この夏はカブトムシやクワガタを獲りに行こうと計画しています。
そんな中、僕の友人である小川さんの家では、カブトムシのさなぎがスクスクと育っているようです。
スゴイ!
成虫になる瞬間が見たいですね。
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