月別アーカイブ: 2014年10月

三田市S様邸計画案 内観イメージパースを提出しました

今週月曜日(祝日)に、兵庫県三田市内に来年新築を計画されているS様のための打合せを行いました。

S様は、まだ他社様からのご提案を待たれている段階とのことで、東風で設計させて頂くことが決まったわけではない物件ですが、いつも上手に手描きのイメージパースを描いてくれる ちーさんがつくったものです。
S様も大変気に入って下さった様子だったのでご紹介します。

これはA案のリビング内観イメージパース (↓)
house_s_insideimage01

これはB案の玄関土間内観イメージパース(↓)
house_s_insideimage02

やっぱり手描きだとすごくわかりやすいのはなぜなんでしょうか?
不思議ですねぇ・・・。

東風では若い男性スタッフを募集しています。
詳しくはこちら

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

木造建築東風では男性スタッフを探しています

木造建築東風では、現在若い男性スタッフを1名募集しています。
こちらで希望しているのは以下のような方です。

【必須条件】
20代男性であること
普通免許を持っていること
木造建築が、とても×とても好きであること
コンピューターを扱える人(通常レベルで構いません)

【望ましい条件】
図面を描く技術を習った人

【業務内容】
木造/個人住宅の建築業務全般
(現地調査、設計、お客様との打合せ、見積、現場監督)

【勤務先】
事務所は兵庫県伊丹市内
現場は近畿地区一円

【待遇・休日等】
給与はご本人の能力に合わせます。
(3ヶ月程度、有給勤務して頂いた後で決定)
交通費支給
休日については月休4-6日程度(曜日など応相談)

ご本人の職能・特性が活きるような仕事を担当してもらう配慮はできますが、何分小さい事務所なので、詳しくは面談させて頂いて話し合いのもとに決定します。

年齢/20代の人材募集なので経験は問いません。
しかし、とにかくこの仕事が好きでないと務まらないと思います。
来春卒業予定の学生さんも可能です。

面接を希望される方は木造建築東風/佐藤仁までご連絡ください。
(e-mail だと助かります → info@mokuzo-architect.jp)

よろしくお願いします。

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荒壁の再生、それとも再再生か?

奈良県宇陀市内で建築中の i 様邸。

夏の間は荒壁×裏返しをしてそれぞれ1か月ずつ=合計2か月間、土壁の乾燥のため現場を休ませていましたが、充分に土も乾いたため、先週から床組工事に取り掛かっています。

現在の現場の状況はこんな感じです(↓)

mudwall0926_06

 

 

夏に塗りつけた荒壁もすっかり乾きました。
やはり土壁は時期を選んで塗ると、乾きが全然違うなぁと思います。
下の写真の中で、壁に松葉のような傷がありますが、これは左官屋さんが壁を塗った時に目印でつけるもので、この印の下に貫があるよ、という目印です。

mudwall0926_01

 

mudwall0926_02

 

 

毎回、面白いなぁと思って眺めるんですが、荒壁は収縮率が大きいので必ず割れが入ります。
その割れ方が壁によってそれぞれで、土の荒々しい表情と相まって、なかなか面白いんですよね。

mudwall0926_03

 

 

 

mudwall0926_05

 

実はこの荒壁は、築150年の古民家改修の際に落した壁土に、新しい壁土を混ぜて使っています。
これまでの150年の歴史の上に、さらにこの家で何年の歴史を刻むのでしょうか?

っていうか、もしかしたらその150年の前にも、再利用されていた可能性も無くはない?
もしそうなら再再生!
土壁は面白いですね。

あなたはどちらが好きですか?
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2214年に言ってもらえる家

東風の伝統構法サイト  →  http://www.mokuzo-architect.jp/
東風の古民家再生サイト → http://mokuzo-renovation.com/

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奈良県葛城市で地盤調査(ボーリングとサウンディング併用)を行いました

9/29(月)に、奈良県葛城市内で地盤調査を行いました。
来年手刻みで新築住宅を建てる予定のH様邸計画地です。

通常、東風では地盤調査の場合、スウェーデン式サウンディングというやり方で地盤調査を行うのですが、今回は施主であるH様のご要望により、上記サウンディングと標準貫入試験(ボーリング)の両方を行いました。

スウェーデン式サウンディングにより、敷地内5ポイントの地盤調査を行い、
標準貫入試験により、敷地内1か所の地盤調査を行いました。

両方ともに地盤調査であることには変わりないのですが、それぞれの特徴を挙げると以下の通りです。

スウェーデン式サウンディング
【メリット】  調査価格が安い/5か所を調べて数万円
【デメリット】 土質サンプルの採取ができないので、土質の構成がわからない。

標準貫入試験(ボーリング)
【メリット】  土質サンプルの採取ができるので、地中の土質構成がはっきりわかる
【デメリット】 スウェーデン式サウンディングに比べて価格が高い/1か所あたり10数万円

一般的に、木造住宅のような自重の軽い建物の場合は、地盤調査の方法として簡易で手軽なスウェーデン式サウンディングを用いることがほとんどです。

一方、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合は、建物の自重が重く、より詳細なデータが求められることから、標準貫入試験(ボーリング)を用います。

今回は木造住宅の新築なのですが、より正確に土質の構成や地耐力を調べたい、という趣旨で、サウンディングとボーリングを併用したというわけです。

サウンディング0929↑ スウェーデン式サウンディングの作業中の写真。
自走式の機械を用いて、通常は1人で調査作業を行います。

標準貫入試験0929_1↑ 標準貫入試験の作業中の様子。
現場にやぐらを組んで、現場内にトラックを乗り入れて
エンジン式の調査機械をユニックで降ろし、通常は2人以上で作業を行います。

以下の写真は、ボーリングにより地下7mの地層から採取した土質サンプルの写真です。

標準貫入試験0929_3

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