月別アーカイブ: 2009年11月

西宮市2世帯住宅 断熱と木工事

先週は一度もブログの更新ができませんでした。
いつも覗きに来てくださる皆様、どうもすみません。<(_ _)>

出張先や現場などでいろいろとネタが溜まってきているので、今週はこまめにアップしていきますね。

またどうぞ覗きに来て下さい。

 

断熱材1128 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西宮市内で工事中の2世帯住宅の現場/Y+K邸では内装工事が進んでいます。

上の写真は、2階大屋根の軒裏に断熱材(パーフェクトバリア)を充填したところです。
白い部分が断熱材です。

今回は厚み100mmのものを使っています。



いつも思うのですが、断熱材ってもっといいものが絶対できると思うんですよね。

現時点では、杉皮を再生したフォレストボードがかなりいい線行っているんですが、断熱性能が今ひとつというところがちょっと難点です。



と言っている一方でこんなことを言うときっと理解されにくいと思うのですが、【断熱性能】という考え方自体が間違っているんじゃないか、と僕は思っています。

おそらく人間が考え方・生き方を変えることが、もっとも良い解決策なのでしょう。

200年後にはきっと
「なぜ21世紀の人たちは、あんな風に考えたんだろう」
って思われるんだろうな、なんて・・・。



床板1128

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ現場の1階では大工さんが床板を張っていました。
厚み35mmの国産杉のフローリングです。

内装の天井下地組み作業もほぼ完了して、だんだん家らしくなってきました。



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不動産物件購入の相談

最近、当方サイトを通じてお問合せ頂いた方から、不動産物件(土地+中古住宅)を購入すべきかどうかについてのアドバイスを求められて、当該物件について調べたりしています。

昨日は交野市の現場に行ってきました。

京阪沿線のとても静かな場所で、住むのにはとてもいいところだなぁ、と感じました。

今回の物件はいろいろと条件的にクセがあるので、そのあたりをクライアントの方にご説明した上で、もう少し掘り下げて再調査を行い、最終判断を下して頂くことになりそうです。



こういう相談はよく受けるのですが、中古住宅の購入判断はとても難しいです。

物件購入の判断をされる際には、不動産屋さんだけではなくて、建築関係者の方にも物件を見て頂いてから購入するようにして下さいね。

工事用通路とか、工事用車両の搬入路によって工事費用も変わるし、長期的な土地の使い方(建替え/リフォーム)によって、購入すべきかどうかという判断はごろっと変わってくるからです。



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荒壁乾燥中

土壁1118_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


現在、京都市N邸(伝統構法)の荒壁を一生懸命乾かしています。

開口部にはビニールシートを貼り、室内でストーブを焚いて、温度を上げています。
当初は扇風機も使っていたのですが、どうやらやはりストーブ(しかも灯油式の一番原始的なタイプ)が最もよく効くようです。

 

土壁1105

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真は、塗りつけた直後の写真。
土が水を含んでいてべちゃべちゃです。

 

土壁1118_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この写真は土を塗ってから約2週間経った状態です。
乾燥して干割れが出ています。

 

ところどころ茶色くなっているのは、竹小舞下地を編んでいる藁縄のアクです。
もう少し乾燥したら、裏返しを行います。

夏場ならもっと早く乾くのに・・・と日増しに寒くなる気候を思いながら、いろいろと悪戦苦闘しています(汗)。



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パーフェクトバリアの使い方

パーフェクトバリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西宮市内の新築2世帯住宅、Y+K邸の工事が進んでいます。

上の写真は屋根面に充填する予定の断熱材・パーフェクトバリアのボードタイプです。
厚みは100mmあります。

ご存知の方も多いと思いますが、このパーフェクトバリアはペットボトルなどを再生して作られています。

これまでよく使われていたグラスウールやロックウールなどのガラス繊維系断熱材とは違ってチクチクしないので施工面でも安全で、水を含んでも抜けやすい、という性質を持っています。



吸音材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このパーフェクトバリア、うちではちょっと変わった使い方をすることがこのところ多くなりました。
上の写真がそうですが、2階の床下に充填するのです。

2階の下には1階があるので、これは断熱目的で入れるのではありません。
目的は、【吸音】です。



2階と1階の間で遮音層を作る際にこのような使い方をしているのですが、遮音というのはかなりデリケートで、音域別に様々な対策を施してあげないと効果は出ません。

吸音材を充填するのもそのいくつかの対策のうちの一つですが、もちろんこれだけで遮音ができるわけではありません。

他にもいろいろと手を尽くして遮音層を作っていきます。



このごろ、クライアントのみなさまから
「遮音してほしい」
という要望を聞くことが多くなりました。

木造で遮音するのはいろいろと技術的に難しい側面があって簡単ではないのですが、決して不可能ではありません。

お悩みの方は東風・さとうまでどうぞご相談下さい。



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世田谷区/古材を使った家 完成見学会を行います  11/29(日)開催

世田谷の家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

東京都世田谷区で、築20年の中古住宅のリフォーム工事が竣工しました。
建築主であるY様ご夫妻のご厚意により、完成見学会を開催させていただくことになりましたのでご案内します。

 

Y様は今年の春に当該物件を購入されました。
この物件は築後20年を経た、木造2階建て在来工法の物件でした。

 

2階を賃貸用物件として貸し出し、1階を家族の住まいとするという計画で設計が進み、6月に工事が着工。
施工会社の選定の際には、2社が参加して下さって相見積もりを行い、最終的には同じ世田谷区内の株式会社 羽田野工務店さんに決定しました。

 

1階のY様ご自宅の設計イメージは、
「内装を古民家のような落ち着いた雰囲気にしたい」
というご夫婦のご意向に沿って、古材の梁や柱を数本購入して、構造補強材ならびにデザイン要素として活かしています。
古材および古建具は、ひでしな商店さんより購入しています

 

既存の柱や栗の床板などにはすべて古色塗装を施し、改修以前とは全く違った趣の住まいとなりました。

 

 

 

一方、2階には他人(賃貸物件借主)が住まわれるため、2階床面でできる限りの遮音工事を行いました。

 

新築ではない既存構造体を用いて限られた予算内で作った遮音層のため、100%完璧な遮音ができているわけではありませんが、それでもかなりの音を遮ることに成功しています。

 

木造での遮音工事についても、見学会当日の説明の中でお話ししたいと思っておりますのでどうぞお楽しみに。
木造で遮音はできない、と思いこんでおられる方は多いと思いますが、そんなことはないんですよ。

 

リフォームを計画されている方、古民家風のデザインがお好きな方などにとっては、いい機会を提供できるのではないかと思い開催を計画しました。
遠慮なくお気軽にお申込下さい。

 

 

 

開催日時 2009/11/29(日)14:00現地集合 17:00終了

 

詳しい場所は、メール又はファックスにて個別にお知らせいたします。

 


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NY

NY

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


来春、明石市で住宅を新築されるご予定のK様ご夫妻が、先日当方事務所へお越しになりました。

ご主人が最近出張でニューヨークへ行かれた際に、お土産を買ってきて下さり、頂いたものが冒頭の写真です。
(自由の女神像とキーホルダー)

18年前から使っている皮製のキーホルダーがちょうど擦り切れかかっていたので、早速使わせて頂いております。

K様、どうもありがとうございました。
お気遣い、大変嬉しく感じております。



僕がNYへ行ったのは、ちょうど10年前の今頃でしたが、そのころを懐かしく思い返しました。

当時僕は、勤めていた会社(株式会社 鈴木工務店)で設計スタッフ兼現場監督を務めていました。
阪神大震災で大きな被害を受けた大きな旧家の現場を任され、今のように古民家再生という言葉もなかった時に、古材を再利用したり蔵を曳家(ひきや)する仕事に向き合い、奮闘していました。

長屋門

 

 

 

 

 

 

 





↑ そのお宅の長屋門


この現場は工期約3年半という、住宅としては長~い工期の現場でしたが、

 ハイパフォーマンスコンクリートを使ったRC造の母屋新築
 +木造離れ移築再生
 +木造蔵の曳家
 +木造長屋門の解体再生

という、今にして思えば何とも面白い取り組みが満載の仕事でした。



しかし、当時まだ経験の浅かった僕は

「こんな大変な現場を僕のような新米1人に任せて、うちの上司は何を考えているんだろうか?(怒)」

というようなことも感じてちょっとクサッたりしながら(苦笑)、兵庫県の遠い現場まで毎日毎日片道2時間かけて京都市北区から通いつめました。



現場が終わった後になってようやく、

「あれはきっと任せた上司の方が心配で心配で仕方なかっただろうに、よく任せて頂けたものだ」

と、心の底から感謝することができるようになりましたが、現場が進行して毎日しんどい思いをしている最中は、なかなかそんな風に受け止めることができず、

「こうなったら、俺も現場が終わってから長期休暇をとらせてもらうように社長に直談判しよう!」

と若気の至り満載の勢いに任せて、
「アメリカへ旅行に行きたいので現場が終わった後2週間休ませて下さい」
と社長に言いました。

社長はちょっと苦々しい表情をしていましたが了承して下さり、僕は晴れて2週間アメリカをのんびり旅行してくることができたのです。



冒頭のK様からNYのお土産を頂いたりお話を伺っていると、その当時のことが思い起こされて、懐かしくなりました。

しかし人生と言うのは面白いもので、僕が休暇を頂いて自費でアメリカへ行って帰ってくると、その1ヵ月後に今度は業務でアメリカへ行く話が持ち上がってしまうんですよね。

その話はまた別の機会に。



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荒壁

京都市N邸で、ついに荒壁をつける作業が始まりました。

荒壁というのは、土壁の下塗り部分のことです。

ご存知の通り、土壁は仕上がるまでにたくさんの工程を経ていくのですが、その一番最初ぬ塗りつける土のことを荒壁と言います。


土壁1105_4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが今回塗りつける荒壁用の土です。

一般的な土と比べてあまりに色が違うので、
「色をつけるために何か混ぜているの?」
と思われそうですが、混ぜているのは藁スサだけです。

4月末に現場へ入れてから、ちょうど半年寝かせたことになりますが、その間にこんな色に変化しました。



ちなみに、4月に現場へ搬入した時の土の色はこんな感じ(↓)でした。

土0430

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ねっ?普通の色をしているでしょう?

これが藁スサの威力であれだけ黒くなるのです。
オドロキですね。



土壁1105_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そして、土壁はこんな感じで塗り始めています。
塗りつけてみると、思ったよりも土の色が黒くてビックリしています。

 

というか、塗りつけた瞬間は黒が割と深くて、とてもきれいな色をしていますが
土が乾くにつれて緑がかった色に変わっていきます。
 
 土壁1105_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


塗りつけた方の面(この写真は内壁側を写しています)は上のような感じになりますが、(つづく)↓
 
 
 
 土壁1105_2
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


反対側から見ると、竹小舞の隙間からこんな具合に塗りつけられた土が
「にゅう~」
っと出てきます。
 
いかにも、絡みついてるって感じです。

しかしこのままでは、この面に土を塗りつける時にうまくいかないので、
土が軟らかいうちに、この土の頭をコテで撫で付けます。
この作業のことを裏掻き(うらがき)と言います。
 
撫で付けると、下の写真のようになります。
 

 
土壁1105_5
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


先週は2日間かけて1階の壁を塗りつけました。

明日月曜日には2階の全ての壁を一気に塗ってしまう予定ですが、月曜日には建築主のNさんご夫妻も現場に来られて、コテを持って塗りつけてみることになっています。



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土壁下地 ほぼできました

壁下地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都市N邸の土壁下地(竹小舞)が、主なところはほぼ編めました。

あとは設備関係の配管によって切れてしまったところの補修や、編みにくくて後回しにしたところを残すのみです。



現場では荒壁(土壁の下塗り)が始まりました。

荒壁については明日アップしますのでどうぞお楽しみに。



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杉の大径木を製材しました

昨日に引き続き、静岡で行った製材のレポートです。

先週の火曜日に、120年生の杉の大径木を製材しました。
直径は一番細いところで60cmありました。

製材1027_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 



木の一番根元の部分を1番玉(いちばんだま)といいますが、この木はもちろん一番玉です。
写真で見てお分かりの通り、右側が根元の方ですね。

一番玉は太さも大きくなるのですが、枝(=節)も出にくくて、とても美しい木がとれる確率が高いのです。



製材1027_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 



製材していくにつれて、もっと節が出てくるかと思ったのですが、芯(中心)の方に近くなっても全く節が出ず、とても美しい杢の板が次々取れました。

昨年まではこういった大径木の1番玉は入荷していなかったのですが、今回の木を伐採した山はとても目の詰んだ美しい木が出る、標高の高い北斜面だったので、特別に太い木を何本か発注しました。

目的は和室の天井板と建具の鏡板をとるためです。



木から板材をとるための製材をする時には、外側から薄く少しずつ挽いていきます。
一枚一枚挽くたびに、
「もう節が出てしまうのかな・・・どうか出ませんように」
と冷や冷やしながらスリリングな一瞬が続きます。



製材はやり直しが効かないので、どんな厚みの板をとるかという判断をし続けなければいけません。

これまで120年かけて育ってきた木を挽くための判断を下すのは、大変な精神的重圧がかかります。

でもいい板がとれたときは、これまで育ててきてくれた林業家のみなさんの想いや木の魂に応えられたような気がして、すごく嬉しくなります。

 

製材1027_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは一番中心の部分までスライスしたところの写真です。

ここまでくるとさすがに節が出てきますが、芯に近くなるにつれて杢が細かく・美しくなっていきます。
この板はカウンター材として使うように、厚み70mmと少し厚めに挽きました。

 

製材1027_4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真が今回とれた天井板です。

末口の赤身の部分だけで巾40cm以上あり、俗に言う尺三(1尺3寸)巾の天井板が8畳間2部屋分取れました。

この板はこれからゆっくり乾燥させて、天井板かまたは建具の面材として使う予定です。
今からどんなものに仕上がるか、とっても楽しみです。



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静岡で製材を行っています

10/27(火)に静岡へ行き、製材を開始しました。
(静岡では現在も引き続き製材中です)

今回製材をお願いしているのは、静岡市の杉山製材所さんです。

本当は全ての製材工程に立ち会いたいのですが、1日立ち会っただけで泣く泣く帰ってきました。

10/27(火)に製材したのは、桧の通し柱を12本と、杉の体径木3本です。

 

通し柱1027_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




上の写真は長さ6.3m×21cm×21cmの桧の通し柱です。
節が少ない、おとなしくてきれいな柱がとれました。

今は末の方で多少皮や丸みが残っていても良いので、大きめに挽いています。
これから1年以上かけてゆっくり乾燥させ、実際に使う前にもう一度製材してきちんとした仕上がり寸法に落とします。

今回の通し柱は、太さ6寸(180mm)角に仕上げる予定ですが、ひょっとしたら6寸5分角とか少し大きめに仕上げるかもしれません。

 

 

 

通し柱1027_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ちょうど含水率測定器を持っていたので、製材した直後に1本ずつ含水率を測ってみました。

木によってばらつきがありますが、桧の含水率は概ね65~75%程度でした。

今、製材しているのは、昨秋伐採した木です。
平均樹齢はおよそ120年前後。

伐採後、3~4ヶ月間にわたって山で葉枯らし乾燥させたあと、ストックヤードにて保管していたものです。



本当は夏までに挽きたかったのですが、いろんな事情で今になってしまいました。

ずっと放置していたので、虫喰いの被害やカビによる変色が心配だったのですが、伐採時期が良かったためか、そういった傷みはほとんどありませんでした。

実際に挽くまではどうなることかとドキドキしていたんですが、これでホッと一安心です。



本当は桧の大黒柱(8寸5分角)の製材にもゼヒゼヒ立会いたかったのですが、それは製材所の杉山さんにお願いしてきました。

残念・・・。
でも通し柱の目を見て、かなりいい木が揃っていたので、出来上がりが楽しみです。

明日は杉の木の製材についてご報告します。



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