またまた、更新が空いてしまいました。
気を取り直して再び頑張ります。
今週末(5/16-17)に、一緒のNPO(日本民家再生リサイクル協会)で活動している仲間・兵庫県西脇市のすぎもと工務店さんが、兵庫県加東市の現場で見学会を開催されるそうです。
杉本さんがチラシを送ってくださったのでご紹介します。
近くにお住まいで、興味のある方は行ってみられてはいかがでしょうか。
(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を
またまた、更新が空いてしまいました。
気を取り直して再び頑張ります。
今週末(5/16-17)に、一緒のNPO(日本民家再生リサイクル協会)で活動している仲間・兵庫県西脇市のすぎもと工務店さんが、兵庫県加東市の現場で見学会を開催されるそうです。
杉本さんがチラシを送ってくださったのでご紹介します。
近くにお住まいで、興味のある方は行ってみられてはいかがでしょうか。
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世界に、300年先も美しい風景を
下の写真は、地下2mの地中の写真です。
底に水がたまっていますが、これは地下水です。
西宮市内でこの夏着工の現場で、先月末に試掘を行いました。
この現場での地盤調査(スウェーデン式サウンディング)は、すでに実施したのですが、そのデータだけでは地盤改良をどのような方法ですべきか?という点が絞りきれなかったので、工務店さんに
「掘ってみてもらえませんか?」
とお願いしました。
やはり掘ってみて正解でした。
スウェーデン式サウンディングでは、大まかな地耐力は把握できるのですが、地下水位の高さや、正確な地質状況などはわかりません。
あくまで推測になります。
実際に試掘するケースは少ないのですが、試掘してみてわざわざ専門業者に地盤改良を依頼しなくても、一旦掘り返して丁寧に少しずつ転圧をかけて締め固めれば、充分に地耐力は出るかも・・・とコストダウンの可能性に期待していたのですが、この地層でははっきりそれは無理だとわかりました。
見ての通り、焼き物ができそうな程の粘度の高い粘性地盤です。
これではいくら転圧をかけても絶対に締まりません。
子供たちは楽しそうに粘土遊びをしていましたが・・・。
一方、地下水位が思ったより低かったのは朗報でした。
50-60cmくらい掘ったら水が出てくるのではないか?と予測していましたが、実際の地下水位は地下2mくらいの低い位置でした。
やはり現場には全ての答えがあります。
こんなん、いくらデータとにらめっこしたってわかりませんからね。
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世界に、300年先も美しい風景を
きれいなかやぶき民家でしょう?
昨日、京都府綾部市にある綾部吉水(よしみず)に行ってきました。
行ってきた、と言ってものんびり宿泊しに行ったわけではなく、日本民家再生リサイクル協会のメンバーとして行ってきたのですが、結果的にとっても豊かな気持ちにさせてもらって帰ってきました。
この綾部吉水の経営者・中川さんから、ゆっくりいろんなお話を伺いました。
中川さんは食べること・暮らし方がいかに大切かということを、宿の経営を通じて世に訴えている方です。
食物や調味料・水など、普段口にするものにとても気を使われていて、自然に摂れるもの・季節のもの・鮮度・安全性などを大切にされていました。
何も特別なこと・難しいことを仰っているわけではなく、ごくあたりまえのことを実践し、それを積み重ねることが大切だ、ということを力説されていて、いままでお会いした宿の経営者とは全く違うその考え方に、とても感銘を受けました。
季節柄、この綾部吉水の庭先には春の山菜がたくさん生えていて、僕も少しお手伝いして蕨(わらび)を摘んだり、薪割りをしたりしてきました。
(と言っても、薪割りは2-3本割ったところで
「ご飯ができましたよ~」
と言われてほとんどお役に立てませんでしたが・・・)
この綾部吉水は、ちょっと昔まではあたりまえに行われていた、日本の普通の暮らし方を体験してもらう体験型の施設として運営されていくそうです。
東風で今取り組んでいる新月伐採や伝統構法の家づくりのお話をさせていただいたところ、素晴らしい取り組みですねと共感して下さって、一昨日から現場で始まった壁土作りの写真(※)などもお見せして、再会を約束して辞しました。
(※)壁土作りについては、明日ブログにてご報告します。
お楽しみに。
食に対する姿勢、収入と支出、暮らし方など、人間の生というものを見つめなおす根源的なお話をさせていただいて、とてもいい方に巡りあえたものだなぁと、感慨深く帰ってきました。
このところ、歳を重ねるごとに素晴らしい方々との知己を得ることが多く、縁の不思議さを実感します。
近いうちに、京都吉水にも寄せてもらおうと思っています。
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